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検索結果は5件です。

非アルコール性脂肪性肝疾患に対するBCAAの有効性評価~パイロット試験(探索的研究)~
遠藤 啓(岩手医科大学病院消化器肝臓内科)
【目的】BCAAは,ウイルス性慢性肝疾患患者のインスリン抵抗性を改善させ,C型肝硬変患者の酸化ストレスマーカーを低下させた,と報告されている.今回我々は耐糖能異常,インスリン抵抗性,脂質代謝異常などの改善効果が期待されるBCAA顆粒製剤をNAFLD患者に投与し,短期的にインスリン抵抗性,酸化ストレス等の代謝マーカーの推移をみることによりBCAAの有効性を探索的に検討した.【方法】NAFLDに対して...

第99回日本消化器病学会総会NAFLD

非アルコール性脂肪性肝疾患における大柴胡湯の臨床効果の検討
東 直樹(札幌徳洲会病院消化器内科)
近年,脂肪肝は食生活の欧米化,アルコール消費量の増加,運動不足などのライフスタイルの変化とともに本邦でも増加傾向にあり,日常診療のなかでも最も一般的に遭遇する疾患の一つとなった.非アルコール性脂肪性肝疾患(NASH&NAFLD)は,肝臓における中性脂肪の代謝障害により肝臓に中性脂肪が蓄積する病態で,生活習慣と密接な関係を有する疾患である.一方,漢方製剤である大柴胡湯は柴胡,半夏,芍薬,大棗,枳実,...

第99回日本消化器病学会総会NAFLD

ピオグリタゾンが奏功したNASHの2例~低βリポ蛋白血症を伴うNASH症例を含む~
鈴木 秀行(原町赤十字病院内科)
【症例1】62歳,女性.【現病歴】10年前から検診にて肝障害を指摘.某年4月,近医受診.8月当科紹介受診.10月入院.【既往歴】11歳:虫垂炎.【家族歴】長女:肝障害.【飲酒歴】なし【現症】身長150cm,体重57.5kg,BMI 25.6【腹部エコー】脂肪肝を認める.【検査データ】WBC 7200/μl,Hb15.4g/dl,Plt21.4万/μl,PT95%,AST76IU/l,ALT115I...

第99回日本消化器病学会総会NAFLD

非アルコール性脂肪肝炎に対するコレステロール吸収阻害剤およびRAS系抑制剤の治療効果の検討
孝田 雅彦(鳥取大学医学部機能病態内科学)
[目的]非アルコール性脂肪肝炎(NASH)における肝線維化は重症度を決める重要な因子である.今回我々はNASHモデルであるfatty liver shionogi(FLS)-ob/obマウスを用いて現在一般治療薬として用いられているezetimibe(EZT)(高コレステロール血症),irbesartan(IRB)(アンジオテンシン受容体拮抗薬),aliskiren(ALK)(rennin阻害剤)...

第99回日本消化器病学会総会NAFLD

大うつ病合併NAFLD患者の臨床的特徴,治療効果反応の検討
米田 正人(横浜市立大学・消化器内科)
日本ではNASH患者は100万人以上存在するが,10年間で2割が肝硬変へ進展することが想定されており,適切な加療が望まれる疾患である.近年アメリカで慢性肝疾患の患者,特にNAFLDとC型慢性肝炎患者に大うつ病を発症する頻度が高いことが報告されているが,大うつ病がどのようにNAFLD及びNASHと関連するのか未知な領域が多い.大うつ病合併NAFLD患者の臨床的特徴および治療反応への影響を解析した.【...

第99回日本消化器病学会総会NAFLD