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検索結果は5件です。
- 大腸ESDにおける穿孔例の検討
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原田 馨太(岡山大学病院光学医療診療部)
【背景】大腸ESDは,かつては困難であった大型病変や再発病変の一括切除を可能にした.しかし既に標準化されているEMRと比較すると,高度な技術を要し,偶発症発生の可能性が高いという問題点もある.中でも穿孔は,便中流出により致命的な腹膜炎を誘発するリスクがあり,発生に関連する因子や予後に習熟しておくことは重要である.【対象と方法】2008年4月~2012年8月に岡山大学病院で大腸ESDを行った168例...
第99回日本消化器病学会総会 >
大腸 他1
- 当科におけるTNM第7版によるStage III大腸癌細分類の検討
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丸山 常彦((株)日立製作所日立総合病院外科)
【目的】JCOG0205の最終結果が報告され,本邦のStage III大腸癌における手術および経口内服剤による術後補助化学療法の成績が,海外に比較して良好であることが示されたが,同試験では,TNM第7版(TNM7)におけるStage IIIcの予後の不良さも示された.術後補助化学療法において,海外では標準とされているoxaliplatin(L-OHP)を本邦ではどのような症例に必要かが,課題となっ...
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大腸 他1
- 当院における若年性大腸癌の検討
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滝口 光一(山梨大学消化器,乳腺,内分泌外科)
【目的】大腸癌患者が増加する中,若年者の大腸癌患者を治療する機会も増加している.40歳未満大腸癌患者の臨床病理学的所見を40歳以上患者と比較,検討する.【対象】当科で1983年から2007年までで結腸,直腸の手術を行った症例(他臓器癌,炎症性腸疾患,家族性大腸腺腫症を除く)919例.そのうち40歳未満の症例は21例(2.2%)であった.40歳以上の症例898例を対照群とし,比較検討を行った.【結果...
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大腸 他1
- 大腸LST-GとNGの粘膜下層の血管様式の差異
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後藤 真吾パブロ(順天堂大学大学院医学研究科消化器内科学教室)
目的 近年大腸ESDの普及によりLSTは内視鏡診断および治療を行う上で極めて重要な病変群として取り扱われるようになってきた.内視鏡治療を行う際にLST-Gは20mm以上でも局注すると容易に病変が挙上しEMRが可能になるが,LST-NGは同サイズでも挙上し難くESDを要する事が多い.原因として粘膜下層の線維化等が指摘されているが,切除困難な病変でも組織学的には線維化を認めない事も多く,別の要因が関与...
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大腸 他1
- 多症例の大腸側方発育型腫瘍(LST)を対象にしたLINE-1メチル化レベルと遺伝子異常の検討
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内藤 崇史(札幌医科大学内科学第一講座)
【目的】レトロトランスポゾンであるlong interspersed element 1(LINE-1)はヒトゲノムの約17%を占め,ゲノムワイドDNAメチル化の指標として重要である.そのメチル化レベルが低下しておこるLINE-1の活性化は,染色体不安定性や変異等を引き起こし,様々な癌の進展に重要な役割を果たす.近年,我々はそのメチル化レベルが高度に低下した大腸癌は不良な予後と相関することを報告し...
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大腸 他1
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