セッション |
検索結果は5件です。
- 高齢者潰瘍性大腸炎手術例の排便機能についての検討
-
二木 了(横浜市立市民病院外科)
【目的】高齢者潰瘍性大腸炎(以下UC)手術症例の術後排便機能の経時的変化を考察する.【対象】当科外来通院中の70歳以上の高齢者UCのうち,回腸嚢肛門管吻合術を行った24例.内訳は男性17例,女性9例,現年齢は中央値72歳(70-90),術後経過観察期間は10か月から16年.【結果】UC発症年齢は中央値56歳(22-74歳),手術時年齢69歳(59-76),手術適応は重症例8例,穿孔3例,難治6例,...
第99回日本消化器病学会総会 >
大腸 IBD 3
- 潰瘍性大腸炎合併大腸癌の特徴と術後経過の検討
-
辰巳 健志(横浜市民病院外科)
背景:潰瘍性大腸炎(UC)は長期経過例ほど大腸癌発生の頻度が増加することが知られているが,その診断・治療には問題点が多い.対象・方法:2008年から2012年に手術を施行した潰瘍性大腸炎合併大腸癌(colitic cancer)59例(癌47例,dysplasia12例)の臨床的特徴,術後経過を検討した.またsurveillance colonoscopy施行群(SC群:35例)と非施行群(NSC...
第99回日本消化器病学会総会 >
大腸 IBD 3
- がん,dysplasia合併潰瘍性大腸炎手術例の検討
-
鮫島 伸一(獨協医大越谷病院外科)
【背景】長期経過の潰瘍性大腸炎患者は,がん,dysplasiaの合併により手術適応となることも多い.Ileo-anal anastomosis(IAA)が選択されることが多いが,中高齢患者も多く,根治性と術後QOLを考慮し術式を選択する必要がある.【目的】がん,dysplasia合併潰瘍性大腸炎手術例について,適切な術式を検討することを目的とした.切除標本でp53染色を行い,がん,dysplasi...
第99回日本消化器病学会総会 >
大腸 IBD 3
- 治療抵抗性潰瘍性大腸炎患者に対する術前治療と術後手術部位感染の関連について
-
岡林 剛史(慶應義塾大学一般・消化器外科)
【背景】潰瘍性大腸炎は炎症性腸疾患の一種であり,腸管に対する自己免疫反応の異常が関与していると考えられている.また,潰瘍性大腸炎は再発・寛解を繰り返すことが多く,寛解維持のためにステロイドや免疫抑制剤を用いた治療が広く行われている.薬効から考えれば,これらの薬剤は易感染性・創傷治癒遅延を惹起し,外科治療成績を悪化させる可能性があるが,使用薬剤と手術成績の関係は明らかではない.【方法】2000年から...
第99回日本消化器病学会総会 >
大腸 IBD 3
- クローン病の吻合法(端々吻合v.s.機能的端々吻合)からみた長期成績
-
羽根田 祥(東北大学胃腸外科)
【背景】クローン病(CD)は原因不明の難治性の炎症性疾患であり,根治治療法がなく,経過中に手術が必要になることも多い.しかし,手術を行って病変部を切除しても再発することも多く,結局頻回の手術が必要になることも少なくない.再発の形式としては吻合部再発が多いといわれており,この吻合部の再発を少なくすることが患者のQOL向上につながる一因となると考えられる.CDでは様々な吻合法がおこなわれているが,吻合...
第99回日本消化器病学会総会 >
大腸 IBD 3
|