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検索結果は5件です。

乏血性高分化型肝細胞癌における動注CT,EOB-MRIと造影超音波所見の比較検討
出口 章広(公立八女総合病院肝臓内科)
【目的】乏血性高分化型肝細胞癌はその多くが早期肝細胞癌と考えられるが,そのような症例における動注CT,EOB-MRIと造影超音波所見との比較検討は十分とはいえない.今回我々は動注CTで乏血性を示し,組織学的に高分化型肝細胞癌(wdHCC)と診断された肝細胞癌患者においてEOB-MRIと造影超音波(CEUS)を施行し,その画像所見について比較検討を行ったので報告する.【対象と方法】対象は2008年3...

第99回日本消化器病学会総会肝癌4

Gd-EOB-DTPA造影MRI肝細胞相の低信号結節に対するソナゾイド造影超音波検査の有用性の検討
南 慎一郎(秋田大学医学部消化器内科)
【目的】近年,Gd-EOB-DTPA造影MRI(EOB-MRI)やソナゾイド造影超音波検査(CE-US)の登場により,肝腫瘍の両悪性の鑑別や早期肝細胞癌の検出が可能になってきた.EOB-MRIは肝細胞相のみで低信号を呈する乏血性結節に関して高い病変検出能を持つが,EOB-MRIで検出される乏血性結節は他の画像診断では認識が困難と言われている.今回,我々はそのような結節に対して施行されたCE-USに...

第99回日本消化器病学会総会肝癌4

HCCに対するRFAの治療支援としてflat-panel detector angiographic CTの有用性
加藤 慶三(新松戸中央総合病院消化器・肝臓科)
【目的】HCCの局所治療としてRFAは標準治療として確立されているが,超音波検査(US)画像をガイドにしてRFA電極を穿刺するため,ドーム下やS1等の深部病変,RFA後の局所再発など,通常のUSでの描出が困難なため,RFAを躊躇せざるを得ない症例もある.Flat-panel detector(FPD)搭載血管造影装置を用いたFPD angiographic CT(FACT)は,CT画像やその3D画...

第99回日本消化器病学会総会肝癌4

当院における転移性肝癌に対するラジオ波焼灼術施行症例の治療成績
鯉田 五月(八尾徳洲会総合病院肝臓センター)
【目的】転移性肝癌に対するRFAの有効性は明らかになっていない.転移性肝癌に対してラジオ波焼灼術(RFA)を行った症例について合併症および治療成績を検討した.【方法】2005年5月から2012年2月に転移性肝癌に対しRFAを施行した症例は25例37結節であった.うち減量目的にRFAを施行した4例6結節をのぞいた21例31結節を対象とした.年齢は64-83歳(平均74.7歳)で男性15例,女性6例で...

第99回日本消化器病学会総会肝癌4

肝癌治療におけるRITA針の焼灼制御の方法と焼灼効果
福島 泰斗(虎の門病院肝臓センター)
【目的】ラジオ波焼灼療法(RFA)に使用する装置のうち,RTCとRITAは展開針で,電極針固定性(Anchorability)や焼灼範囲調整・焼灼範囲予測性の点でやや優れている.このうち,RITA針は,通常温度制御モード(治療対象部位の温度を一定以上に保ち治療効果を期待する)で使用されるが,他のRFA機器と同様,インピーダンス制御モード(治療対象部位の熱焼灼によるインピーダンス上昇で治療を終える)...

第99回日本消化器病学会総会肝癌4