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検索結果は5件です。

PEG-IFN+RBV2剤で治癒可能症例の選別とBCAA併用効果
岩根 紳治(佐賀大学内科学)
【背景】難治性(1型,高ウイルス)C型慢性肝炎(rCHC)に対してはDAA治療の時代に入ったが,強い副作用が懸念されるため従来のPEG-IFN+RBV2剤治療でも治癒可能な症例の選別は重要である.インスリン抵抗性(IR)はIFN抵抗性の因子であり,本研究ではIR評価が2剤治療選択の要因となりうるかを検討した.またIR改善作用やIFNシグナル増強効果を有するBCAAが2剤治療の抗ウイルス効果に与える...

第99回日本消化器病学会総会C型肝炎5

高齢者C型肝炎患者におけるインターフェロン治療の有効性と予後
西瀬 雄子(山形大学消化器内科学)
【目的】C型肝炎患者の高齢化が進んでおり,併存疾患を有することの多い高齢者に対して,安全性に配慮しながら抗ウイルス療法を実施することが望まれている.本研究では当院における高齢者インターフェロン治療の実施状況を評価し,有効性および予後に関する検討を行った.【方法】当院でインターフェロン治療を受けた70歳以上のC型肝炎患者36名(男性23名,女性13名,平均年齢71歳,最高年齢80歳)について,インタ...

第99回日本消化器病学会総会C型肝炎5

高齢者のC型肝炎におけるペグインターフェロンリバビリン併用療法の予後
鈴木 雄一朗(武蔵野赤十字病院消化器科)
【目的】C型肝炎のIFN治療では加齢により治療効果が低下し,高齢者ではIFNによる合併症も問題となるケースが多く,IFN治療におけるSVRに寄与する因子やIFN後の予後が問題となる.今回我々は高齢者のIFN治療の効果,予後について検討した.【方法】当院で2001年から2008年にPEG-IFN+RBV併用療法を受けたC型肝炎genotype 1b症例483例のうち,IFN治療前に肝癌を認めなかった...

第99回日本消化器病学会総会C型肝炎5

Genotype2型C型慢性肝炎に対するPeginterferonα+Ribavirin療法の治療期間の検討
安部 宏(東京慈恵会医科大学葛飾医療センター消化器・肝臓内科)
【背景】Genotype2(G2)C型慢性肝炎(CHC)に対するPeginterferonα(PEG)+Ribavirin(RBV)併用療法において,治療開始4週目HCV陰性化(RVR)例では高率に持続陰性化(SVR)を達成できる.非RVR例ではRVR例に比べSVR率が低く,延長投与でSVR率が向上するが,副作用,costの点から延長期間ついては検討を必要としている.【目的・方法】24週以上PEG...

第99回日本消化器病学会総会C型肝炎5

ALT正常C型慢性肝炎に対するペグインターフェロン及びリバビリン併用療法におけるIL28B SNPの有用性に関する検討
宮村 達雄(千葉大学消化器・腎臓内科学)
【目的】C型慢性肝炎におけるペグインターフェロン(PEG-IFN),リバビリン(RBV)併用療法の治療効果予測にIL28B SNPが有用であることが報告されている.一方,C型肝炎ALT正常者では治療方針に迷うことも少なくない.今回,ALT正常C型慢性肝炎患者に対する併用療法の治療効果予測におけるIL28B SNPの有用性を検討したので報告する.【方法】2010年2月から2012年9月までに当科にお...

第99回日本消化器病学会総会C型肝炎5