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検索結果は5件です。

大腸憩室出血に対するEBLの長期経過
中野 薫(聖路加国際病院・消化器内科)
【目的】大腸憩室出血の自然歴として,4年間で38% が再出血をきたす.大腸憩室出血に対してendoscopic band ligation(EBL)を施行した場合,翻転した憩室は瘢痕形成するので再出血はしない.EBL施行後の大腸憩室出血患者の経過観察を行いEBLの長期経過を調べた.
【方法】2009年6月から2012年10月までの間にEBLを初回治療として選択されたstigmata of r...

第55回日本消化器病学会大会大腸-出血2

SMV血栓症で発症し,消化管出血をはじめとして多彩な臓器症状を呈した全身性ALアミロイドーシス症例~内視鏡所見を中心に~
牛島 聡(公立能登総合病院・外科)
【症例】50代,女性【主訴】消化管出血【家族歴および既往歴】特記すべきことなし.【現病歴】2008年7月末,子宮筋腫に伴う過多月経で婦人科入院.4日後,著しい腹痛で緊急CT.SMV血栓症の診断で手術.虚血に陥った小腸を大量に切除し小腸瘻作成.2008年9月,肛門出血,体重減少,倦怠感で入院.左側結腸の出血に対して内視鏡止血を試みた.11月小腸瘻閉鎖を行い12月退院.2009年5月,亜イレウスで入院...

第55回日本消化器病学会大会大腸-出血2

大腸憩室出血再出血症例の臨床的特徴
清水 祐宏(愛媛県立中央病院・消化器病センター, 市立大洲病院・内科)
【目的】憩室出血は大部分が自然止血するが,中には出血を繰り返し,輸血,頻回の内視鏡止血術や手術も施行されることがある.再出血に関わるリスク因子を検討することを目的とした. 【方法】2002年2月~2012年6月まで当院で大腸憩室出血と診断した121例(男性60例,平均年齢70.8±12.3歳).入院中,退院後に再出血をきたして検査を必要とした症例をA群(43例),それ以外をB群(78例)として,後...

第55回日本消化器病学会大会大腸-出血2

大腸憩室出血19例の臨床的検討
鵜浦 友輔(気仙沼市立病院・消化器科・内科)
【目的】高齢化や食生活の欧米化に伴い,大腸憩室出血は増加傾向にある.保存的加療で軽快する場合が多いが,再出血や持続的な出血を呈する例もある.当院における大腸憩室出血の臨床的特徴と内視鏡治療の有効性について検討した.【方法】2009年9月~2012年8月の間に当院で加療した大腸憩室出血19例を対象に,年齢,性別,内服薬,出血部位,輸血歴,治療法,再出血の有無等を検討した.【成績】平均年齢70.0歳(...

第55回日本消化器病学会大会大腸-出血2

当院における結腸憩室出血症例の検討
五十畑 則之(福島県立医大会津医療センター・小腸・大腸・肛門科)
【目的】結腸憩室出血はまれな疾患ではないが,時に大量出血や再出血を認め止血に難渋することがある.今回,当院における結腸憩室出血症例の臨床的特徴,止血法,止血成績などについて検討した.【対象】2009年3月から2013年3月までの4年間に,当院で下部消化管出血に対して大腸内視鏡検査を行い結腸憩室出血と診断された20例を対象とした.【結果】症例は男性16例,女性4例で,年齢中央値は75歳(50-86歳...

第55回日本消化器病学会大会大腸-出血2