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検索結果は5件です。

当院における下部消化管出血に対する緊急内視鏡の検討
高尾 美幸(守口敬任会病院・消化器内科)
【目的】救急病院である当院にて下部消化管出血に対する緊急内視鏡の現状を明らかにする.【対象と方法】2008年1月から2012年12月までの5年間で下部消化管出血に対して緊急大腸内視鏡を施行した389例を対象とした.その疾患構成・症例の背景因子・前処置の選択や手技の工夫・治療法の選択・治療成績に関して検討する.【結果】平均年齢64歳,疾患構成は虚血性腸炎124例,憩室出血83例,内視鏡治療後出血(以...

第55回日本消化器病学会大会大腸-出血3

内視鏡から見た透析患者における下部消化管出血の現状と問題点
曽我 幸一(西陣病院・内科)
【背景・目的】当院は約350名が維持透析を行う医療機関である.内視鏡から見た透析患者における下部消化管出血の現状と問題点を検討した.【対象】2008年10月から2013年2月まで,下部内視鏡検査を行った透析患者80名(述べ112回)平均年齢71.17歳(46-89歳),透析期間2301.1日(12-13765日),男女比=47:33.原疾患は糖尿病性腎症32名,慢性糸球体腎炎30名,腎硬化症7名,...

第55回日本消化器病学会大会大腸-出血3

当院における出血性直腸潰瘍の臨床的・内視鏡的検討
岸野 竜平(東京都済生会中央病院・消化器内科)
【目的】急性出血性直腸潰瘍(以下AHRU)は無症候性の突然の血便で発症するが,ショック状態に陥ることもしばしばあり,また長期臥床の患者に多く発症し合併症も多いため治療に難渋することも多い.当院で経験した急性出血性直腸潰瘍の臨床的・内視鏡的特徴について検討した.【方法】2011年4月1日から2013年2月28日までの期間に当院で経験したAHRU17例について検討した.【結果】年齢は平均69.7歳(4...

第55回日本消化器病学会大会大腸-出血3

急性直腸潰瘍の成因について(CTの動脈硬化領域からの考察)
花井 彰(聖マリアンナ医大・消化器・一般外科)
【目的】直腸潰瘍のうち急性出血性直腸潰瘍(AHRU)は動脈硬化の要因を背景に血流低下の準備状態にある高齢者が,何らかの理由で寝たきりとなり下部直腸の粘膜血流の減少を来たし惹起される急性の虚血性粘膜障害と考えられている.本疾患を含む直腸潰瘍症例をCTによる動脈硬化領域の評価から検証した.【方法】2005年8月から2013年2月までに当院にて経験した放射線性と感染性を除いた成人の直腸潰瘍症例は44例で...

第55回日本消化器病学会大会大腸-出血3

当院での下部消化管内視鏡的ポリープ切除術後出血の危険因子の検討 血液透析,抗血栓薬は危険因子か
山本 康英(三井記念病院・消化器内科)
【目的】出血は下部消化管ポリープ切除術後に最も多く見られる合併症である.出血高危険群とされる血液透析,抗血栓薬服用の症例は特に注意を要するといわれている.本邦でこれらの症例のポリープ切除術後出血のデータは乏しい.我々はポリープ切除術後出血における血液透析,抗血栓薬服用を含め危険因子の検討をした.【方法】2009年1月から2012年5月に当院で下部消化管内視鏡的ポリープ切除術(内視鏡的粘膜切除術(E...

第55回日本消化器病学会大会大腸-出血3