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検索結果は6件です。

地域医療における大腸ESDの取り組みについて
前川 智(新潟労災病院・消化器内科)
【目的】大腸腫瘍の大半は腺腫であり,その病理学的特性を考慮すると内視鏡的粘膜切除術(EMR)による分割切除で対応が可能であるが,しばしば遺残再発が問題となる.一方,大腸腫瘍に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の進歩は著しく,病変の局在,腫瘍径によらず高い一括切除率が得られ,詳細な病理学的検索が行える点で非常に有益な治療と思われる.本発表では,当科の上越地域における大腸ESDの取り組みについて報...

第55回日本消化器病学会大会大腸-ESD2

大腸ESDに対する偶発症対策~クリップ縫縮の有効性~
高橋 昭裕(大森赤十字病院・消化器内科)
(背景と目的)大腸ESDが保険収載となったが難易度が高く周術期の偶発症対策が重要となる.当院での偶発症対策について報告する.(方法)2012年4月より2013年2月に施行された大腸ESD40例を対象.ESD適応は20mm以上の腺腫またはm癌からsm軽度浸潤癌とした.偶発症対策は,1)前処置の徹底(2日前入院で治療前日朝から粥食,前処置不良例は禁食),2)可能な限りクリップ縫縮,3)術後翌々日から食...

第55回日本消化器病学会大会大腸-ESD2

大腸ESD後の経口摂取に関する検討
嵩原 一裕(順天堂大・下部消化管外科)
【目的】合併症の発生を懸念して大腸ESD後の絶食期間は長く設定される傾向にある.当科のプロトコールではESD後2日間の絶食期間を設けているが,絶食期間を安全に短縮することが可能かどうかの検討を行った.【方法】1)2006年4月~2012年6月に大腸ESDを施行した382例を対象とし,術後の腹部およびレントゲン所見,WBCやCRPの推移について検討した.なおWBCは10000/μl以上もしくは術前の...

第55回日本消化器病学会大会大腸-ESD2

大腸内視鏡的粘膜切除術における後出血の予測因子の検討
佐々木 玲奈(国保君津中央病院・消化器科)
【目的】大腸内視鏡的粘膜切除術は大腸腫瘍性病変に対する比較的侵襲性の低い治療法として普及してきた.治療件数の増加に伴い,偶発症に遭遇する機会も珍しいことでは無くなった.今回我々は,偶発症のうち頻度の高い後出血に着目し,その予測因子を抽出することを目的とした.【方法】2011年11月から2012年10月までに大腸内視鏡的粘膜切除術が施行された498症例1072病変を対象にし,後出血をきたした13病変...

第55回日本消化器病学会大会大腸-ESD2

地方一般医療機関での大腸ESDの導入の妥当性
新畑 博英(芳賀赤十字病院・消化器科)
【背景・目的】2012年4月大腸腫瘍に対するESDが保険収載され,条件付きではあるが一般医療機関でも実施可能となった.2012年4月以降,消化器内科常勤3名,病床数350床の地域中核病院である当院で実施した大腸ESD症例についてその疾患背景,偶発症,治療成績を検討し一般医療機関で大腸ESDを実施する妥当性を検討した.【対象】2012年4月~2013年2月までの期間に実施した大腸ESD症例13症例1...

第55回日本消化器病学会大会大腸-ESD2

Endoscopic mucosal resection after precutting is feasible treatment technique for rectal neuroendocrine tumors
D. W. Lee(Division of Gastroenterology and Hepatology, Department of Internal Medicine, Daegu Fatima Hospital)
Introduction Rectal neuroendocrine tumors (NETs) are often found incidentally during screening colonoscopy and can be resected using various endoscopic techniques. This study aimed to compare the safe...

第55回日本消化器病学会大会大腸-ESD2