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検索結果は5件です。
- 内視鏡粘膜下層剥離術にて非治癒切除となった早期胃癌の検討
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金子 昌史(松阪中央総合病院・胃腸科)
【目的】胃腫瘍に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が普及し,低侵襲な治療が可能となったが術後に非治癒切除と診断される症例が少なからず存在する.非治癒切除症例に対しては年齢や併存疾患などを考慮して追加治療が選択されているのが現状である.当院における内視鏡非治癒切除例の現況を報告する.【方法】2005年4月~2013年3月の期間に当院にてESDを施行した193例219病変(38~91歳,男女比 1...
第55回日本消化器病学会大会 >
胃-ESD4
- 胃ESDにおけるEUSによる術前血管評価
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向井 伸一(市立三次中央病院・内科)
【目的】術中出血は胃腫瘍ESDの困難要因の一つであり特に体部病変において大量の動脈性出血を来し止血に難渋することを経験する.術中出血対策を念頭に術前にEUSでSM層の血管を描出しマッピングを作成,血管検出能を評価した.【方法】対象は2011年2月から2013年2月まで当院でESDを施行した胃腫瘍20例20病変(胃癌17例,腺腫3例,病変部位;U領域6例,M領域14例,肉眼型;O-I 1例,O-II...
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胃-ESD4
- ピロリ除菌後3年目に発見しESDにて切除し得た微小粘膜下浸潤異時性胃癌の1例
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八木 直子(東京医大病院・消化器内科)
症例は70歳代,男性.既往歴なし.その他,家族歴含めて特記事項なし.10年前に胃体部小弯の0-IIa病変に対しESDにて一括切除を行った.切除結果はp0-IIa T1a(M) tub1,最大径58mm,pHM(-),pVM(-)で適応拡大治癒切除であった.その後,毎年上部消化管内視鏡検査にて経過観察していた.2009年に本人の希望にてピロリ除菌療法を施行した.3年後の2012年,胃体上部後壁に僅か...
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胃-ESD4
- ESDを施行した未分化型胃癌の臨床的検討
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関 慶一(済生会新潟第二病院・消化器内科)
【背景】胃未分化型腺癌に対するESD適応拡大が提唱されている.先行研究によってその病理学的適応拡大の条件は,粘膜内癌,20mm以下,瘢痕なしを満たすこととされ,術前にこの条件に見合う病変を正確に診断することが求められるが,診断困難例も存在する.【目的】術前診断で注意すべき内視鏡的特徴を遡及的に検討すること.【対象】2011年5月から2013年2月にESDを施行した4症例である.【結果】症例1は体下...
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胃-ESD4
- 早期胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)後の近傍再発病変の検討
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青柳 裕之(福井県立病院・消化器内科)
【目的】我々は2010年JDDWにて早期胃癌に対してESDを施行し病理学的に側方断端,垂直断端とも陰性を確認したにもかかわらず術後,潰瘍瘢痕周囲の10mm以内,あるいは潰瘍瘢痕上に切除病変とは性質の異なる早期胃癌を認めたものを近傍再発胃癌と定義しその頻度,想定される病態の報告をしてきた.最近,当施設において近傍再発病変の頻度は低下傾向にある.その原因を考察することを目的とした.【方法】2004年5...
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胃-ESD4
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