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検索結果は5件です。

平坦隆起性病変におけるNBI併用拡大観察を用いた胃腺腫と胃癌の鑑別に関する検討
野中 敬(横浜市立大附属病院・消化器内科)
【目的】平坦隆起性病変において胃腺腫と胃癌を鑑別しうるNBI併用拡大観察所見やその有用性の報告は十分とは言えない.本検討では胃腺腫と胃癌を鑑別するNBI併用拡大観察所見の抽出と通常光観察における鑑別診断とを比較した.【方法】当大学消化器内科にて診断された胃腺腫または胃腺癌の内,内視鏡的切除された平坦隆起性病変を対象に,通常光観察所見とNBI併用拡大観察所見を回顧的に検討した.【成績】病変106例中...

第55回日本消化器病学会大会胃-IEE2

NBI併用拡大観察を行った0-IIb型微小胃印環細胞癌の2例
馬場 洋一郎(鈴鹿中央総合病院・病理診断科)
【はじめに】0-IIb型印環細胞癌は上部内視鏡検査において指摘されることは極めて稀である.今回,この稀な病変を2例指摘し,NBI併用拡大観察を施行し得たため,症例を提示する.【症例】(1)59歳女性.主訴は健診異常.上部消化管内視鏡検査において,胃体下部前壁に4mmの淡褪色粘膜領域を指摘された.(2)53歳女性.主訴は健診異常.既往歴は0-IIb型小印環細胞癌(7年前,幽門側胃切除後状態).上部内...

第55回日本消化器病学会大会胃-IEE2

早期胃癌範囲診断におけるレーザー内視鏡,Blue Laser Imagingの有効性~NBIとの比較検討~
鈴木 拓人(千葉県がんセンター・内視鏡科)
【目的】早期胃癌範囲診断におけるNBI拡大観察の有用性についてはこれまでに報告されている.近年使用可能となったレーザー内視鏡は2種類のレーザー光を光源としており,従来のキセノンを光源とする内視鏡装置と比べ,明るく高解像度の画像描出が可能である.また本装置のBlue Laser Imaging(以下BLI)という狭帯域観察モードは,これまでの狭帯域観察をはるかにしのぐ明るさ,明瞭さを有す.今回我々は...

第55回日本消化器病学会大会胃-IEE2

胃生検group2病変に対するNBI併用拡大内視鏡観察による質的診断能の検討
吉田 尚弘(石川県立中央病院・消化器内科)
【目的】病理学的診断が困難であることを意味する胃生検group2(G2)病変に対するNBI併用拡大内視鏡(M-NBI)観察の質的診断能を評価することを目的とする.【方法】当院で2010年7月から2012年12月に行われたG2検体の胃生検時にM-NBI観察および質的診断(VS classification systemを使用)が施行され,かつその後に経過観察または治療が行われたものは59病変であった...

第55回日本消化器病学会大会胃-IEE2

早期胃癌におけるNBI併用拡大内視像の病変内不均一性に関する検討
川村 昌司(仙台市立病院・消化器内科)
【目的】近年早期胃癌に対するNBI併用拡大内視鏡(NBI-ME)観察に関して有用性の報告やその分類が提唱されている.しかし実際の観察時には同一病変内にも様々な微細構造・血管が混在することが経験される.今回早期胃癌病変内の構造・血管の不均一性についてNBI-MEと酢酸NBI像を用いて検討を行ったので報告する.【方法】平成22年4月から平成25年1月まで当院にてESD治療を行った早期胃癌のうち画像の検...

第55回日本消化器病学会大会胃-IEE2