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検索結果は5件です。
- 生体肝移植後胆管吻合部狭窄に対する治療の現状と課題
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階子 俊平(熊本大大学院・消化器内科学)
【目的】当院では肝移植時の胆管吻合法として胆管胆管吻合を積極的に行っているが, 術後吻合部狭窄を認めることがある. 今回, このような狭窄に対する治療の現状を検討した. 【方法】1998年から2012年12月までに施行した生体肝移植357例中, 胆管胆管吻合を施行したのは248例であり, そのうち吻合部狭窄を認めた44例(17.7%)を対象とした. 初回治療として43例は内視鏡的治療, 1例はPT...
第55回日本消化器病学会大会 >
胆管癌治療2
- 化学療法中に出現した閉塞性黄疸に対する治療戦略
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小道 大輔(県立広島病院・消化器内科)
【目的】近年の化学療法の進歩に伴い,当院でも臨床腫瘍科が新設されて,6年あまりが経過した.化学療法中に閉塞性黄疸が出現した際は,化学療法を中断せざるを得ないが,治療再開のためには減黄術が必要となる.当院における治療戦略と成績を提示する.【対象】当院では,化学療法は主として臨床腫瘍科で行われているが,閉塞性黄疸の徴候が出現した時点で,速やかに連絡を受けるようにしている.進行度,PS,患者の希望を含め...
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胆管癌治療2
- 内視鏡的乳頭切開が術前減黄処置に有用であった,早期胆管内乳頭粘液産生癌の1切除例
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柴 浩明(東京慈恵会医大・肝胆膵外科)
症例は71歳男性.眼球結膜黄染,尿濃染,掻痒感を主訴に前医を受診.閉塞性黄疸の診断で当院紹介入院となった.既往歴は陳旧性心筋梗塞,高血圧,糖尿病.腹部MRIでは,B2,B3,B4の拡張および胆管壁肥厚を認めた.腹部造影CTではB2は分岐部近くから限局性嚢胞状拡張を呈し,結節の存在が疑われた.ERCPではB2,B3は造影されず,粘液栓が疑われ,左肝管内にENBD留置した.しかしながら十分な減黄が得ら...
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胆管癌治療2
- 肝癌治療後,胆管と交通を有する肝膿瘍を来たし,紐付き胆管ステント留置にて軽快した1例
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天野 美緒(尾道総合病院・消化器内科)
症例は64歳,男性.平成7年よりB型肝硬変,多発HCCにて当科加療中であった.平成23年10月,MRIにて肝S8の右前区域枝分岐背側および肝門部にHCC再発を認めた.翌年1月中旬にS8病変に対してTACEを施行し,1月下旬に肝門部の病変に対してRFA施行した.特に合併症なく退院し,外来で経過観察としていたところ,7月初旬から38度台の発熱を認め,7月上旬に当院を受診した.造影MRIにて肝S8の肝膿...
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胆管癌治療2
- 内視鏡的胆道ドレナージ~プラスチックステント機械的刺激による合併症の検討とトラブルシューティング~
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水出 雅文(群馬大・消化器内科)
【背景・目的】閉塞性黄疸に対するプラスチックステント(以下PS)を用いた内視鏡的胆道ドレナージ術は安全性・有効性も高く標準的な手技として認知されている.使用するPSの形状はstraight type・pig-tail typeに大きく分類され,フラップの形式もタネンバーム型など種々存在し各施設により使用状況は異なっている.合併症としてPSの閉塞・迷入・逸脱などが存在するが,時にPSの機械的刺激で生...
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胆管癌治療2
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