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EUS-FNAが診断確定に有用であった転移性膵腫瘍3例
麻生 暁(九州大・病態制御内科)
転移性膵腫瘍は膵腫瘍の中で比較的稀で,画像所見も多岐にわたることから診断に難渋することも事も多い.また転移性膵腫瘍に対する超音波内視鏡(EUS)や超音波内視鏡下穿刺術(EUS-FNA)の報告例は極めて少ない.今回我々はEUS-FNAにより診断確定可能であった転移性膵腫瘍3例を経験したので報告する.症例(1)は70歳台,男性.6年前に肝細胞癌(HCC)と診断され,肝切除が行われたが以後再発に対して内...

第55回日本消化器病学会大会EUS-FNA1

膵癌に対するEUS-FNAの詳細検討
佐藤 高光(横浜市立大・消化器内科)
【目的】1992年に開始された超音波内視鏡ガイド下針生検術(EUS-FNA)は膵癌の治療前histological evidenceを得る診断法として確立してきている.自験例を用いて手技の実態を詳細に解析した.【方法】最近7年間に膵癌を疑った199件194例(男女比110:84,平均67.5歳)を対象とした.膵癌の診断感度および合併症について年度,穿刺経路(経胃,経十二指腸),サイズ,腫瘍種類(本...

第55回日本消化器病学会大会EUS-FNA1

EUS-FNAとERCPの膵悪性腫瘍に対する診断能についての検討
野間 康宏(岡山大病院・消化器内科)
【目的】膵腫瘍性病変におけるEUS-FNA(以下FNA)とERCPの同日施行に関する安全性と有用性について検討を行い,膵悪性腫瘍に対する診断能について検討した.【方法】H21年6月よりH24年8月までの期間に,画像的に膵腫瘤性病変が疑われた133症例に対してFNAとERCPを同日に施行し,それぞれ全症例に対して細胞診を施行し,膵悪性腫瘍に対する病理診断能について検討を行った.【結果】対象患者の平均...

第55回日本消化器病学会大会EUS-FNA1

内視鏡医主導の膵腫瘤に対するEUS-FNAにおける迅速細胞診の有用性について
田村 崇(和歌山県立医大・2内科)
【目的】膵腫瘍に対して行うEUS-FNAによって採取できる組織量は微小であり,組織診断に苦慮するため,迅速細胞診により,細胞が採取されていることを証明することは診断率の向上に繋がると考える.細胞技師によるOn siteでの迅速細胞診が望ましいが,人的配置は困難な状況である.膵腫瘍に対してEUS-FNAを行った症例で内視鏡医主導の迅速細胞診の有用性について検討した.【方法】2009年1月から2013...

第55回日本消化器病学会大会EUS-FNA1

膵頭部癌に対するERCPとEUS-FNAの病理学的診断能の検討
松田 史博(大阪赤十字病院・消化器内科)
【目的】膵頭部癌に対するERCP,EUS-FNAの診断能について検討した.【対象・方法】2009年2月から2013年1月までに当科で病理学的診断あるいは画像所見・臨床経過から浸潤性膵管癌と診断された153例中,ERCP,EUS-FNAの一方もしくは両方を試みた膵頭部癌69例.GroupA: 悪性胆管狭窄を伴う膵頭部癌48例,GroupB: 悪性胆管狭窄を伴わない膵頭部癌21例に分けて,ERCP,E...

第55回日本消化器病学会大会EUS-FNA1