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検索結果は5件です。
- 腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術導入後の初期成績について~従来法と比較して~
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大谷 裕(松江市立病院・腫瘍化学療法・一般外科)
筆者は2008年4月~現任地で勤務をスタートし,過去4年間にわたって消化器・一般外科手術を担当してきた.当院では年間約450例の消化器・一般外科手術が行われているが,その内の15~20%が鼠径部および腹壁ヘルニア関連手術である.2008年3月までは,鼠径ヘルニア手術に対してはPerfix plugを用いたplug mesh法が行われていたが,筆者が勤務し始めた同年4月以降は,術式をKugel法(m...
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その他-ヘルニア 1
- 当科における鼡径ヘルニア根治術-正中Kugel法について
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寺境 宏介(八千代病院・外科)
【目的】鼡径ヘルニア根治術にも鏡視下手術が取り入れられ,侵襲の少ない術式が選択されつつある.当科では2011年より下腹部正中の小切開創からpreperitoneal approachにてKugel patchを留置する術式(以下正中Kugel法)を施行している.本法は従来の鼡径法と比べて,鼡径部の神経に触れないために術後疼痛が少ないことと,両側ヘルニア時皮切が1箇所で気可能であることなどが期待でき...
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その他-ヘルニア 1
- 成人Nuck管水腫に対する2手術例(前方アプローチとhybrid TAPPを比較して)
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谷岡 利朗(札幌厚生病院・外科)
<目的>成人発症のNuck管水腫に対する治療は,再発,内膜症合併,悪性の可能性などから手術により,水腫を確実に摘出することが重要である.腹膜外から到達する前方アプローチと腹腔内を観察できるTAPPを組み合わせた方法(以下hybrid TAPP)は,治療の確実性,整容性ともに高い手術法であると考える.<方法>当院で行われた成人Nuck管水腫に対する前方アプローチ(以下前方)とhybrid TAPP ...
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その他-ヘルニア 1
- 成人Nuck管水腫内に発症した子宮内膜症の2例
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横山 靖彦(松江生協病院・外科)
女性に発症する鼠径ヘルニアは男性に比べて頻度が低いが,婦人科臓器の滑脱など特異的な鑑別を要する症例が多い.今回我々はNuck管水腫内に発症した子宮内膜症の稀な2例を経験したので報告する.症例1は47歳女性,月経に連動した右鼠径部の膨隆と痛みを主訴に受診.以前より近医婦人科で子宮筋腫の経過観察をしていた.術前のCTで腸管とのつながりがない鼠径部水腫を認め,Nuck管水腫の診断で水腫の摘出,ダイレクト...
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その他-ヘルニア 1
- 右季肋部に生じた腹壁ヘルニアの1例
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向井 正一朗(国立広島西医療センター)
症例は89歳,女性.腹痛と嘔吐を主訴に近医を受診.腹部手術歴は特にない.CTにて右季肋部腹壁に小腸が嵌頓しており,腹壁ヘルニア嵌頓による腸閉塞と診断され,イレウス管を留置し保存的加療を行われた.イレウス管排液も多く,保存的には軽快しえないと判断され加療目的に当科紹介受診となった.右季肋部に鶏卵大の腫瘤を触知し,軽度の圧痛を認めた.CTでは腹直筋後鞘の裂隙をヘルニア門として小腸が嵌頓しており少量の腹...
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その他-ヘルニア 1
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