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検索結果は5件です。

大腸腫瘍,潰瘍性大腸炎関連腫瘍におけるmicroRNA(miR)-124メチル化の臨床的意義
問山 裕二(三重大大学院・消化管・小児外科学)
背景:大腸癌,腺腫ならびに潰瘍性大腸炎関連腫瘍において癌抑制遺伝子として知られるmiR-124のプロモータ領域メチル化レベルを測定し,臨床病理学的意義を検証した.方法:大腸癌(CRC:n=174),腺腫(Ad:n=57),隣接正常大腸粘膜(NC:n=174),正常大腸粘膜(NN:n=20),潰瘍性大腸粘膜非癌部(NUC:盲腸:n=45,横行結腸:n=45,直腸:n=70),Dysplasia(DU...

第55回日本消化器病学会大会大腸-基礎研究 2

Association of TrkB expression with clinicopathological and tumor budding in colorectal cancer
田中 光司(三重大大学院・消化管・小児外科学)
【背景】:癌細胞におけるtropomyosin-related kinase B (以下TrkB)発現は,食道癌の治療抵抗性と関連し,大腸癌の上皮間葉移行と関連し,胃癌の癌進展及び予後と関連することを報告してきた.今回,大腸癌におけるTrkB発現をwhole-section免疫染色で評価し,臨床病理学的因子及びtumor buddingとの関連について検討した.【対象と方法】:2006年~2011...

第55回日本消化器病学会大会大腸-基礎研究 2

MSI-H大腸癌はthmydine phosphorylaseを高発現するがdihydropyrimidine dehydrogenaseの発現はMSS大腸癌と差はない
辻 孝(済生会長崎病院・外科)
【目的】大腸癌組織において5-FU代謝関連酵素であるdihydropyrimidine dehydrogenase(DPD)とthmydine phosphorylase(TP)の発現とmicrosatelite instability(MSI) phenotypeとの関連を検討した.【対象と方法】1991年から2001年に当大学腫瘍外科にて手術を受けた散発性大腸癌174例の新鮮凍結標本を対象とし...

第55回日本消化器病学会大会大腸-基礎研究 2

大腸癌におけるANGPTL2発現と臨床病理学的因子及びtumor buddingとの関連
志村 匡信(三重大大学院・消化管・小児外科学)
【背景】:Angiopoietin-like protein 2(以下ANGPTL2)は慢性炎症と関与するが,肺癌では癌細胞の運動能や浸潤能の増強と関与し,ANGPTL2発現が予後不良と関与すると報告されている.これまで大腸癌とANGPTL2発現に関しては報告がなく,今回大腸癌におけるANGPTL2発現と臨床病理学的因子及びtumor buddingとの関連について検討した.
【対象と方法】...

第55回日本消化器病学会大会大腸-基礎研究 2

大腸癌におけるMonocarboxylate transporter (MCT) 4発現の意義
中山 善文(産業医大・1外科, 産業医大若松病院・消化器・一般外科)
【目的】癌細胞は糖代謝が亢進しており,多くの乳酸を産生している.Monocarboxylate transporters (MCTs)は細胞内に蓄積した酸を細胞外に排出する機能を持ち,癌細胞内のpHを維持するために作用していると言われている.MCTs の中でもMCT4は低酸素状態で誘導されることが示されているが,大腸癌におけるMCT4発に現関しての報告はほとんどなされていない.そこで今回,我々は大...

第55回日本消化器病学会大会大腸-基礎研究 2