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検索結果は5件です。

cStageIV大腸がん 肝・肺転移に対する切除症例の検討
小島 康知(広島市民病院・外科)
cStageIV大腸がん症例のうち肝・肺転移に対する外科的治療の効果を確認するために,2007年1月から2011年12月まで当科で外科的処置をおこなった大腸癌828例中 cStageIVは121例でそのうち肝転移・肺転移ともに対して切除可能であった6例を対象とし 肝切除のみの21例を比較検討した.6例中肝切除先行が5例,肺転移先行が1例であった.肝肺同時転移が2例 のこり4例は肝転移切除後 異時性...

第55回日本消化器病学会大会大腸-手術治療 2

大腸癌イレウス症例の検討-高齢者を中心に
山崎 圭介(恵寿総合病院・消化器病センター)
【目的】大腸癌イレウスは,早急に診断し,適切な減圧処置を行わなければ致命的になる疾患である.全身状態により,二期的手術が必要となる場合もある.また,当院は高齢化率30%を超える地区にあり,高齢化に伴い,高齢者の大腸癌患者も増加している.当院で経験した大腸癌イレウス症例について,高齢者を中心に検討を行った.【対象・結果】2007年から2011年まで当院で経験した大腸癌手術症例223例を対象とした.7...

第55回日本消化器病学会大会大腸-手術治療 2

当院におけるColitic cancer手術症例の検討
山口 悟(獨協医大・1外科)
【はじめに】近年,潰瘍性大腸炎関連発癌は増加の傾向にあり,定期的なサーベイランスが重要とされている.今回我々の施設で経験した症例から,その治療選択や治療成績について検討した.【対象と方法】当院にて経験した2006年から2013年3月までに経験した潰瘍性大腸炎関連大腸癌(以下colitic cancer)7例を対象とした.【結果】年齢は中央値39歳(21-80).男女比は4:3.潰瘍性大腸炎罹患年数...

第55回日本消化器病学会大会大腸-手術治療 2

局所進行下部直腸癌に対する術前化学放射線療法併用内肛門括約筋切除術(ISR)の成績
東島 潤(徳島大・消化器・移植外科)
【目的】近年,下部直腸癌に対してIntersphincteric resection(ISR)での肛門温存手術が実施され,術前化学放射線療法(CRT)も施行されている.局所進行下部直腸癌に対する術前CRT併用ISR後の根治性と排便機能について検討した.【対象・方法】1.2000年から2012年のCRT症例43例(ISR14例,APR 29例)で臨床病理学的因子と根治性を比較検討した.2. 2000...

第55回日本消化器病学会大会大腸-手術治療 2

直腸癌手術におけるDSTとSSTの縫合不全に対する影響
三原 良明(みつわ台総合病院・外科, 日本大・消化器外科)
[目的] 直腸癌手術における縫合不全は約10%前後とされ,局所再発を助長し予後を悪化させるとも報告もされ,大きな問題である.予防策の1つとして,吻合方法をsingle-stapled technique(SST)とする事で,Double-stapled technique(DST)における,dog earの形成(虚血区域)を回避することが有効とする報告と,両者に差はないと様々な報告があり,明確な結...

第55回日本消化器病学会大会大腸-手術治療 2