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検索結果は5件です。
- 人工肛門造設予定部を利用した単孔式腹腔鏡下大腸切除術
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本間 重紀(北海道大大学院・消化器外科学分野I)
【背景】単孔式腹腔鏡手術(以下TANKO)は,虫垂切除,胆嚢摘出術などで導入され,従来の腹腔鏡手術と比べ,さらに整容性に優れていると報告されてきた.当科でも,胃GISTに対する胃部分切除術からTANKOを導入開始し,小腸腫瘍に対する小腸部分切除術,胃癌に対する幽門側胃切除術をおこなってきた.大腸疾患に対しても同様にTANKOを導入し,回盲部切除,結腸右半切除,S状結腸切除,低位前方切除,超低位前方...
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大腸-鏡視下手術 1
- 教育機関で行うハイブリッド腹腔鏡補助下単孔虫垂切除術
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栗山 翔(日本医大付属病院・1外科)
【背景】教育機関では虫垂切除術は教育手術として重要である.我々は2011年4月より,研修医執刀により臍および恥骨上のポートを使用し,LCSで虫垂間膜処理を行い,必要な症例では下回盲ひだを切離し臍部創から虫垂を腹腔外に誘導し,開腹手術と同様に虫垂根部の処理するハイブリッド術式を行ってきた.手技が安定したため2012年4月より単孔式に変更し,ハイブリッド手術を継続している.高度炎症例にたいしてはint...
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大腸-鏡視下手術 1
- 腸管嚢腫様気腫症による腸重積の1例
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萩尾 浩太郎(市立島田市民病院・外科)
腸管嚢腫様気腫症は腸管壁の粘膜下または漿膜下に多数のガスを認める稀な疾患である.腸重積や腸閉塞など様々な疾患に合併することが知られている.今回腸重積に嚢腫様気腫症を合併した症例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.症例は38歳女性.右側腹部痛を主訴に来院.超音波検査,CT検査にてtarget sign認め腸重積が疑われ,注腸検査施行.施行後,症状改善されたが,上行結腸に小腸ガス疑われ,腹...
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大腸-鏡視下手術 1
- 憩室炎によるS状結腸膀胱瘻に対する腹腔鏡下手術の検討
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富沢 賢治(虎の門病院・消化器外科)
【はじめに】近年本邦においても食生活の欧米化や高齢化に伴い大腸憩室症は増加傾向にある.その多くは無症状で経過するが,憩室炎をきたし保存的治療に抵抗を示す症例や,高度の炎症により膿瘍や瘻孔を形成する症例は手術適応となる.大腸憩室の中でS状結腸膀胱瘻を形成するものは約2%とされている.本疾患への治療法は手術が第一選択であるが,高度の炎症の波及や癒着が存在し難易度が高い.過去当科で経験した腹腔鏡手術症例...
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大腸-鏡視下手術 1
- 肥満大腸癌に対する腹腔鏡下手術の有用性
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中村 隆俊(北里大・外科)
背景/目的 肥満患者に対する腹腔鏡下大腸癌手術の長期的なアウトカムは未だ不明である.BMIが25以上の肥満症例患者に対する腹腔鏡下結腸癌手術の成績を,臨床病理学的に背景の同じBMIが24以下の腹腔鏡下結腸癌手術例と比較し,BMI25以上の肥満患者に対する腹腔鏡下結腸癌手術の妥当性について検討した.対象/方法 1995年から2006年までの間に,Stage1~3結腸癌のうち腹腔鏡下手術を施行した症例...
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大腸-鏡視下手術 1
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