セッション |
検索結果は5件です。
- 肝細胞癌におけるMCM6の発現とその意義
-
飯田 通久(山口大・消化器・腫瘍外科学)
【目的】 MCM(Minichromosome maintenance)はDNA複製ヘリカーゼでMCM2-7の6つのisoformから構成されている.MCM6はそのisoformのひとつであり,脳腫瘍や悪性リンパ腫で癌の進展と関連することが報告されているが,肝細胞癌における発現については報告されていない.今回,DNAマイクロアレイデータにより,新たな門脈浸潤関連分子としてMCM6を同定したため,H...
第55回日本消化器病学会大会 >
肝臓-基礎研究 1
- マルチアレイ法にて抽出されたHCCにおけるVEGF-C遺伝子の発現の検討
-
野本 周嗣(名古屋大・消化器外科)
【背景と目的】VEGF遺伝子は数種のFamily遺伝子があり,がんの進展や転移に関与.この中でVEGF-C遺伝子はリンパ管の新生に関与しリンパ節転移に関連すると考えられている.肝細胞がん(HCC)ではリンパ節転移の発症は稀であるが剖検例では約20%程度の症例でリンパ節転移を認めることが報告されている.HCC切除症例でのVEGF-C遺伝子の発現を検討した.【方法】HCV陽性HCC症例1例で非癌部と癌...
第55回日本消化器病学会大会 >
肝臓-基礎研究 1
- 抗癌剤耐性を示すヒト肝細胞癌細胞株から誘導した癌幹細胞様細胞
-
恒富 亮一(山口大大学院・消化器・腫瘍外科学)
【目的】癌幹細胞は転移や治療抵抗性に大きな役割を果たしていると考えられている.また,癌の可塑性によってEMTを介して癌細胞から癌幹細胞が発生しうることが報告されている.我々は,癌細胞株から癌幹細胞様Sphere細胞を誘導し,これを解析することで,癌転移に対する治療戦略の確立を目的とした. 【方法】低分化型肝細胞癌由来のヒト細胞株SK-HEP-1を特殊培地にて培養することで,Sphere細胞の...
第55回日本消化器病学会大会 >
肝臓-基礎研究 1
- 肝細胞癌におけるTransporter発現の意義
-
坂口 孝宣(浜松医大・2外科)
【背景】以前我々は,術前投与された肝機能評価薬ICGが肝細胞癌(HCC)組織に沈着する性質を利用した近赤外線観察腫瘍同定法を報告したが,ICG沈着メカニズムや沈着状況と臨床病理学的因子の関連性について不明であった.今回は,HCC組織内ICG沈着に関連するtransporter蛋白の発現について検討を加えた.【方法】HCC肝切除43検体を近赤外線観察し,沈着ICG由来蛍光を腫瘍最大割面半分以上に認め...
第55回日本消化器病学会大会 >
肝臓-基礎研究 1
- HCCにおけるZEB-1およびE-cadherin発現についての検討
-
橋口 真征(鹿児島大大学院・消化器・乳腺甲状腺外科学)
【背景】Zinc finger E-box-binding homeobox 1 (ZEB-1) はTGF-βの下流の転写因子であり,E-cadherinを制御して,EMTを誘導することが報告されている.【目的】肝細胞癌(HCC)におけるZEB-1およびE-cadherinの発現について検討した.【方法】1996年から2002年までの7年間に当科で外科的切除が行われた初発HCC症例108例を対象と...
第55回日本消化器病学会大会 >
肝臓-基礎研究 1
|