セッション

検索結果は5件です。

β-Dグルカンを指標とした高齢者胃癌手術後真菌感染症に対する予防的抗真菌薬投与の探索的検討
並川 努(高知大・1外科)
【背景】深在性真菌症は様々なリスクファクターを有する患者に発症するとされており,重篤な臓器障害を合併することもあるため治療に際して予防的抗真菌薬投与を行うという考えもある.【目的】真菌症高リスク群である高齢者胃癌の血中β-Dグルカン(βDG)値を推定することと,手術後βDGを指標とした抗真菌剤予防投与の有用性について検討すること.【対象と方法】対象は胃癌に対して手術を施行した70歳以上の高齢者で本...

第55回日本消化器病学会大会胃-周術期管理・代謝・栄養

高タンパク含有から通常タンパク含有経腸栄養剤に移行させる術後早期経腸栄養の検討
丸山 道生(大久保病院・外科)
目的:標準型栄養剤を用いた術後早期経腸栄養には,術後早期のエネルギー,タンパク投与量が少ないという問題点があった.その克服に高エネルギー高タンパク経腸栄養剤を用いた場合,エネルギー・タンパク量は充足するが,血中BUNが上昇する欠点があった.今回,その欠点を補う目的で,術後早期に高タンパク経腸栄養剤を用い,その後,通常タンパク経腸栄養剤に移行する術後早期経腸栄養を試みたので報告する.方法:対象は胃癌...

第55回日本消化器病学会大会胃-周術期管理・代謝・栄養

Onodera’s prognostic nutritional index (O-PNI)と胃全摘術を施行された胃癌患者の予後との関連についての検討
石塚 満(獨協医大・2外科)
【背景】術前の栄養状態と予後との間には,多くの癌腫にて関連があるとされているが,減量手術に近似する胃全摘術を施行された胃癌患者においての検討は少ない【目的】胃全摘術を施行された胃癌患者において,術前の栄養状態評価を含む臨床背景因子と予後との関連について検討を行うこと.【方法】2000年10月から2008年2月までの間に,当科で胃癌の診断で胃全摘術を施行しRoux-en-Y再建を行った154例を対象...

第55回日本消化器病学会大会胃-周術期管理・代謝・栄養

胃切除術後患者の骨密度および骨代謝マーカー測定に関する検討
山崎 祐樹(金沢大・消化器・乳腺・移植再生外科, 芳珠記念病院・外科)
胃切除後患者の骨密度ならびに骨代謝マーカーについて検討した.【対象・方法】外来通院をしている胃切除後1年以上経過している胃癌患者39症例について検討を行った.年齢は37-88歳(中央値:67歳),男性26例:女性13例,術式は全摘11例:幽切11例:分節9例:噴切5例:部分切除3例であった.外来受診時に骨密度(腰椎L2-L4・左右大腿骨),骨代謝マーカー:BAP(骨形成マーカー),TRACP-5b...

第55回日本消化器病学会大会胃-周術期管理・代謝・栄養

経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)の早期死亡に関わる危険因子の検討
神崎 憲雄(かしま病院・外科)
【目的】経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)後の早期死亡に関わる術前の因子について検討した.【対象と方法】対象は2004年1月~2012年12月までに,当院にてPEGを施行した287例.年齢は31~99歳,平均79.3歳(中央値81歳),男性141例,女性146例.PEGはPull法で行い,各項目につき後ろ向きコホート解析を行った.【成績】症例全体の観察期間は平均400.6日で,生存114例,死亡17...

第55回日本消化器病学会大会胃-周術期管理・代謝・栄養