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検索結果は5件です。

肝門部胆管原発内分泌細胞癌の1切除例
小林 仁存(国立水戸医療センター・外科)
症例は61才の男性.2012年11月黄疸を主訴に当院消化器科を受診,採血上閉塞性黄疸を認め精査加療目的に入院となった.CTおよびMRIで,上部~肝門部胆管にかけて腫瘍性閉塞を認め,著明な肝内胆管拡張,胆嚢腫大を呈していた.腫瘍はT1強調像で低信号,T2強調像で中間信号,拡散強調像で高信号を示し,造影効果を認めた.また,同部より胆嚢管および左肝管へ胆管壁不整が連続していた.明らかなリンパ節転移や,肝...

第55回日本消化器病学会大会胆道-症例 3

下部胆管癌術後肝門部胆管癌を発症した(異時性胆道重複癌の)1例
梶山 英樹(東京女子医大・消化器外科)
【症例】61歳男性【第1回入院経過】2010年2月尿濃染,全身倦怠感出現,5月の検診で肝胆道系酵素の上昇を指摘され精査目的に当院紹介.閉塞性黄疸認め6月入院となった.下部胆管癌の診断でPPPD(2A)施行.術後経過順調で第15病日で退院となった.以後外来経過観察【第2回現病歴】12月(前回手術後6ヶ月)頃より胆管炎を繰り返した.画像診断上,肝内胆管の軽度拡張と胆道気腫が目立ち,依然胆管炎を繰り返す...

第55回日本消化器病学会大会胆道-症例 3

PD後の異時性肝転移が肝細胞癌と鑑別困難だった下部胆管原発腺内分泌細胞癌の1例
瀬上 航平(川崎市立多摩病院・消化器・一般外科)
症例は60歳代,男性.2007年腹痛と発熱を主訴に来院,下部胆管狭窄による閉塞性黄疸で入院となった.胆管に造影効果のある壁肥厚を認め,胆汁細胞診でadenocarcinomaが指摘された.以上から下部胆管癌と診断し,幽門輪温存膵頭十二指腸切除術を施行した.術後病理結果でmoderately to poorly differentiated adenocarcinoma,ss,Hinf0,Ginf0...

第55回日本消化器病学会大会胆道-症例 3

多彩な分化を示した膵・胆管合流異常に合併した胆嚢腺内分泌細胞癌の一例
鈴木 慶一(北里大北里研究所病院・外科)
症例は54歳,男性.検診で以前より胆嚢壁の肥厚を指摘されていた.今回胆嚢の全周性肥厚の増悪と肝右葉内の多発性腫瘤陰影を指摘され,当院紹介となった.CTでは胆嚢内にenhanceされる腫瘤性病変を示し,肝右葉内には低吸収腫瘤が多発し早期濃染を示した.ERCPでは胆嚢は造影されたが,明らかな腫瘍像は認めなかった.総胆管径14mmで軽度拡張しており,膵・胆管合流異常が疑われた.胆汁内Amy 144,10...

第55回日本消化器病学会大会胆道-症例 3

胆管内乳頭状腫瘍症例の検討
堀井 勝彦(ベルランド総合病院・外科)
胆管内乳頭状腫瘍(Intraductal papillary neoplasm of bile duct:IPNB)は胆管内腔に乳頭状増殖を示す胆管上皮性腫瘍でWHO分類では前癌病変の1つとして記載されている.IPNBと診断した4症例について画像ならびに病理所見について検討した.男:女=2:2,局在は肝内病変が3例(後区域1例,左葉1例,尾状葉1例),総胆管病変が1例.年齢は49~76歳(平均69...

第55回日本消化器病学会大会胆道-症例 3