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検索結果は5件です。

幹細胞マーカーラベルマウスを用いた膵再生医療研究
堀 裕一(神戸大・保健学研究科)
【背景と目的】各種幹細胞を用いた糖尿病の再生医療研究がおこなわれているが, 未だ臨床応用には至っていない. 我々はこれまで汎幹細胞マーカー(CD133, mouse prominin1)を用いて膵組織幹細胞を分離し報告してきた. 今回は, より効率よい膵ベータ細胞への分化誘導を検討するため, CD133ノックアウト/GFPノックインマウスを作成し検討した.【方法】(1)mouse CD133のex...

第55回日本消化器病学会大会膵臓-基礎研究

膵癌における術前放射線化学療法に伴う腫瘍関連リンパ球およびCalreticulin発現の変化
村上 崇(横浜市立大・消化器・腫瘍外科)
【背景/目的】 教室ではStageIV 膵癌に対し, 術前に放射線化学療法を導入してきたが局所効果判定は間質量が多い事からHE染色のみでは困難であった. 本検討では膵癌に対する術前放射線化学療法における局所効果を癌微小環境での腫瘍関連リンパ球の変化およびMHCクラスI, Calreticulin, Heat shock protein 70 (Hsp70) 発現の変化を用いて評価する事を目的とした...

第55回日本消化器病学会大会膵臓-基礎研究

ヒト膵癌細胞株を用いた癌幹細胞が豊富な細胞集団の誘導
吉村 清(山口大大学院・消化器・腫瘍外科学)
(はじめに)癌幹細胞(CSC)は抗癌剤や放射線に強い耐性を有し,癌の再発・転移に深く関与していると考えられており,癌根治に向けては,CSCの細胞学的特徴や維持機構を明らかにし,CSCを標的とする治療法を開発する必要がある.より多くの癌幹細胞を安定して確保することでこの研究は飛躍的に進む可能性がある.そこで我々は癌細胞をCSCへと誘導する方法を確立した.この誘導したCSCの細胞学的特徴を検索したので...

第55回日本消化器病学会大会膵臓-基礎研究

同所性ラット膵癌モデルを用いたgemcitabineの膵癌局所免疫賦活効果の検討
山木 壮(関西医大・外科)
[背景]膵癌に対する抗癌剤gemcitabine(GEM)には,血液中の樹状細胞の増加などの免疫賦活効果が報告されているが,腫瘍局所の免疫作用については同様の報告が少ない.今回我々は同所性ラット膵癌モデルを用いて,gemcitabineの膵癌局所に対する免疫作用について検討したので報告する.[方法]モデルは,Lewis rat(5w ♂)の大腿部皮下に膵癌cell line(DSL-6A/C1)を...

第55回日本消化器病学会大会膵臓-基礎研究

膵癌におけるSMAD4発現の臨床的意義- 腫瘍進展と再発形式との相関 -
山田 豪(名古屋大大学院・消化器外科学)
[背景] SMAD4はTGF-β経路における癌抑制遺伝子であり,膵癌では欠失や変異により50%以上が不活化されている.近年,SMAD4発現の有無が腫瘍の進展や再発形式とも相関していることが指摘されているが,十分な検証はなされていない.[対象・方法] 当教室において,2004年4月から2010年3月までに切除を施行した174例の膵癌を対象とした.切除標本によりSMAD4の免疫染色を施行し,腫瘍部にお...

第55回日本消化器病学会大会膵臓-基礎研究