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検索結果は6件です。

FDG-PETの膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)における診断能と外科切除例における予後予測能について
岡田 恭穂(東北大病院・肝胆膵外科)
【はじめに】膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN) は2012年国際ガイドライン改訂によって診療方向性が改正され,標準的な手術方針が確認された.しかし手術施行にあたっては,専門家でも迷うことが少なくない.今回我々はFDG-PETの外科手術例における悪性度診断能と予後予測との相関を検討した.【対象と方法】当科における1988年1月から2013年1月までのIPMN根治切除術施行164例を対象とした.うち79...

第55回日本消化器病学会大会膵臓-診断 1

IPMNの悪性診断
石井 淳(東邦大医療センター大森病院・消化器センター外科)
当施設での2005年以降におけるIPMN手術症例について,国際診療ガイドライン2012年版に沿って検討した.症例数は22例(男性15例,女性7例)で,平均年齢は66歳であった.主膵管型7例は全例IPMCでnon-invasiveが1例,T1aが3例,由来浸潤癌が3例であった.ガイドラインにおいてworrisome featureとされる主膵管径9mm以下の症例は2例あったが,いずれも明らかな腫瘤を...

第55回日本消化器病学会大会膵臓-診断 1

IPMN切除症例におけるMUC1発現と予後の関連
吉岡 伊作(富山大・消化器・腫瘍・総合外科)
<はじめに>ムチンは上皮細胞を覆い粘膜表面を保護する役割や食物その他の通過を促す他に細胞膜に結合しシグナル伝達により増殖,分化,アポトーシス等にも関連している.ムチンのコア蛋白をMUCと呼びこれまでにMUC1-9,11-13,15-21が同定されている.今回膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)におけるMUC1発現が腫瘍進展や予後と関連しているのかを目的として臨床病理学的に検討した. <対象,方法>19...

第55回日本消化器病学会大会膵臓-診断 1

新IPMN/MCN国際診療ガイドラインに基づいた切除症例の再検討
青木 琢(東京大・肝胆膵外科)
【背景・目的】新IPMN/MCN国際診療ガイドラインでは特に分枝型IPMNの診療方針選択のアルゴリズムに変更が加えられ,嚢胞径3cmの項目が最初の切除基準から外れたほか,EUSの所見に基づきフォローアップのrecommendationも加えられた.また主膵管IPMNでは主膵管径5-9mmの症例でフォローアップのオプションが加えられた.外科切除においては,良性腫瘍に対する切除を減らす一方で,悪性例を...

第55回日本消化器病学会大会膵臓-診断 1

演題取り消し
 
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第55回日本消化器病学会大会膵臓-診断 1

IPMN新ガイドライン妥当性の検討
木下 正一(奈良県立医大・消化器・総合外科)
【目的】IPMN国際ガイドライン第2版に準じて切除適応を行った場合のリスク別悪性割合を明らかにし, 適応の妥当性を検討した. 【対象/方法】2008年から2012年まで, 手術施行のIPMN45例. 術前画像を再評価し, 新ガイドラインに準じて主膵管型(MD), 分枝型(BD), 混合型に分類. BD, 混合型は診療方針アルゴリズムに従い, high-risk stigmata(HR) , wor...

第55回日本消化器病学会大会膵臓-診断 1