セッション

検索結果は5件です。

難治性潰瘍性大腸炎に対する早期飽和法を用いないタクロリムス投与法
藤井 庸平(埼玉医大病院・消化器内科・肝臓内科)
【目的】わが国では中等症,重症の潰瘍性大腸炎の治療で副腎皮質ステロイドが頻用されているが,ステロイド依存例および抵抗例には,生物学的製剤とともにタクロリムスが投与されている.しかし,タクロリムスを投与する場合には,血中トラフ値の測定が必須であり,これが治療スケジュールを設定する際の障壁になる.そこで,タクロリムスを投与した潰瘍性大腸炎症例を解析し,有用な投与法について検討した.
【方法】対象...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎9)

当院におけるcolitic cancerの臨床的検討
大仁田 賢(長崎大・消化器内科)
【目的】colitic cancerは潰瘍性大腸炎(以下UC)やCrohn病(以下CD)などの炎症性腸疾患を背景に発生する.今回,当院におけるcolitic cancerの臨床的検討を行った.【方法】対象はUC13例,CD7例で臨床的特徴や病変の肉眼型,組織型などを検討した.【成績】UC:男性9例,女性4例,平均年齢47歳(29-71歳),UC発症平均年齢30歳(13-62歳),平均罹病期間18年...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎9)

潰瘍性大腸炎関連腫瘍に関するhigh risk因子の検討
吉野 琢哉(京都大大学院・消化器内科学)
【背景】我が国における炎症性腸疾患の罹患率は,年々増加の一途を辿っている.長期経過および慢性持続性炎症性腸疾患では,colitic cancerの発生率が高いことが知られている.従って,colitic cancerのサーベイランス法の確立のみならずhigh risk群の同定は重要な臨床課題である.【目的】潰瘍性大腸炎関連腫瘍合併患者の臨床的特徴についての検討.【方法】平成15年4月から平成25年2...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎9)

当院で入院加療を要した難治性潰瘍性大腸炎症例についての検討
平山 裕(名古屋大大学院・消化器内科学)
【背景】潰瘍性大腸炎(UC)の内科治療の進歩にもかかわらず,重症・難治例では依然手術適応・決定に苦慮する場合も少なくない.【方法・目的】2004年1月より2012年12月まで増悪にて当科へ入院を要した難治性UC193症例(男性114例,女性79例)を対象とし,臨床背景,治療経過・転帰,内視鏡所見,手術・緊急手術・術後合併症の危険因子について解析を行った.【結果】患者背景は,発症時年齢:28.7±1...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎9)

Colitic cancer5例の検討
松井 啓(虎の門病院・消化器内科)
【目的】当科で経験したColitic cancerの臨床病理学的特徴を明らかにする.【方法】2013年2月までに当科で診断,治療したColitic cancer症例のうち治療後も定期的に通院している5例6病変を対象とし,その臨床病理学的特徴を後ろ向きに検討した.【結果】男女比は2:3.UC発症平均年齢は31.2±9.4歳.Colitic cancer発症平均年齢は47.6±2.2歳.Colitic...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎9)