セッション |
検索結果は5件です。
- 当院における虚血性大腸炎についての検討
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勝俣 雅夫(東邦大医療センター佐倉病院・内科)
【目的】:虚血性腸炎は大腸栄養血管の血流障害により大腸粘膜に炎症や潰瘍を生じる疾患であり,血管側と腸管側それぞれの原因が複雑に絡み合って発症すると考えられている.今回我々は虚血性大腸炎と診断された130例のうち,下部消化管内視鏡検査を施行して評価できた72例について検討した.【方法】:2006年6月から2012年12月までの当院にて虚血性大腸炎と診断された130例のうち,下部消化管内視鏡検査を施行...
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大腸(診断2)
- 結核診断における生検検体の精度―各種検査法による比較
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関根 一智(国立国際医療研究センター・消化器科)
【目的】腸結核は,炎症性腸疾患や感染性腸炎と臨床上多くの類似点を持つため鑑別が困難である.診断のため内視鏡的生検を行うが,HE染色だけでは肉芽腫の存在しかわからない.今回,腸結核診断のための各種検査法の診断精度を明らかにする.【方法】対象は,回盲部潰瘍を認め腸結核を疑い生検を行った161人である.腸結核の診断は,次の1から3のいずれかを満たすものとした.1生検培養または生検PCRで結核菌陽性,2抗...
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大腸(診断2)
- 大腸癌の術前患者に対しての大腸CTの導入の利点と問題点
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朝倉 謙輔(岩手県立二戸病院・消化器科)
【目的】大腸癌の術前検査に大腸CT(以下CTC)を導入し,他のモダリティーとの描出能,検査期間,医療経済的な比較検討を行った.【対象と方法】2012年6月~2013年2月までに内視鏡検査後に手術適応(ESDも含む)と判断し同日にCTCを施行した15人(男性6人,女性9人,平均年齢74.0歳),28病変(手術対象の主病変17病変,その他の副病変11病変)について検討した.症例により必要があれば注腸造...
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大腸(診断2)
- 消化管アミロイドーシスの診断-AA型アミロイドーシスの経験から
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相澤 宏樹(宮城県立がんセンター・消化器科)
【背景】アミロイドーシスは異常蛋白であるアミロイドが全身に沈着し多臓器の機能障害を惹起する疾患である.消化管アミロイドーシスの症状は出血,蛋白漏出,腸閉塞・穿孔等があげられる.消化管アミロイドーシスを来すのは反応性AAアミロイドーシス(以下AA型)と免疫細胞性ALアミロイドーシス(以下AL型)が大部分である.AL型の患者数は約500名と推定されているが,AA型は数千から数万名の患者が(恐らく潜在的...
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大腸(診断2)
- 大腸内視鏡挿入困難・不能例に対するシングルバルーン小腸内視鏡の有用性
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山田 真也(石川県立中央病院・消化器内科)
【目的】大腸癌早期発見のために大腸内視鏡検査は有用である.しかし,通常の大腸内視鏡を使用した場合,一定の確率で盲腸までの到達が困難な症例を経験する.挿入困難による検査時間の長時間化は患者の苦痛が増すばかりではなく,合併症発生の危険性も高まる.そこで当院では,挿入困難・不能例に対して積極的にシングルバルーン小腸内視鏡(SBE)を用いての挿入を試みている.今回は,大腸内視鏡挿入困難・不能例に対する,S...
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大腸(診断2)
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