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検索結果は5件です。

Gd-EOB-DTPA MRI肝細胞相で低信号に描出される結節の多血化因子の検討多施設共同retrospective study
井上 達夫(近畿大附属病院・消化器内科)
目的:Gd-EOB-DTPA MRI(以下EOB-MRI)の肝細胞相で低信号に検出される結節は高率に多血化する事が報告されている.今回我々はこれらの結節の多血化に寄与する因子を検討した.対象:2008年1月から2011年3月の間に肝内に境界病変を認めた288症例448結節を対象とした.64症例は多血性肝癌治療歴のない患者で,222症例は根治術をうけ多血性肝癌の併存のない患者である.単変量解析により...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(診断)

ウイルス性肝疾患におけるRTE(Real-Tissue-Elastgraphy)と血液線維化マーカーとの比較および非侵襲的肝線維化評価の検討
坂本 鉄平(香川大・消化器・神経内科)
(目的)慢性肝疾患において肝線維化の程度を確認する手段として,近年では非侵襲的な方法で肝線維化を確認する手段が増えている.その1つとしてReal-time-Tissue Elastography(以下RTE)がある.今回我々はRTEを用いて肝線維化を評価し,各種血液検査データと対比し,その有用性について検討した.(対象と方法)2011年2月から2013年3月にかけて当院でRTEを用いて肝線維化を測...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(診断)

肝臓の健診超音波検査におけるAcoustic Structure Quantification (ASQ)法の有用性の検討
八島 陽子(杏雲堂病院・消化器肝臓内科)
【目的】ASQ法は超音波画像の不均一性を定量評価する方法であり汎用機で簡便に測定可能である.正常肝に比し硬変肝では値が高くなることを以前我々は報告した(2009,APASL)が,今回は健診受診者の肝ASQ値に関係する因子を検討した.
【方法】2012年4-11月の間の当院健診受診者を対象とした.超音波診断装置はAplio XG(東芝メディカルシステムズ社製)を用い,通常の検査の間にASQ m...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(診断)

磁気センサー対応超音波診断装置とCT画像を用いた肝癌の支配血流の評価
高安 賢太郎(駿河台日本大病院・消化器肝臓内科)
【目的】肝癌における診断・治療において血行動態の把握は極めて重要である.腫瘍内の詳細な血流評価は鑑別診断上重要となるが,その腫瘍の支配動脈や支配門脈域の把握は治療を行う上で重要であると考えられる.今回我々は磁気センサー対応超音波診断装置と造影CTのDICOM画像を用いて動脈と門脈の支配血流の評価を行ったので報告をする.
【方法】対象は肝細胞癌の診断・治療に際してほぼ同時期に造影CT検査と超音...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(診断)

肝動脈塞栓術後に待機的肝切除を施行した肝内動脈瘤破裂の一例
山口 紫(国立金沢医療センター・外科)
【症例】40代女性【現病歴】某年5月中旬,牡蠣摂食後に下痢が出現し,一旦軽快するも6月になり再度下痢と倦怠感が出現した.某日,トイレ歩行時に意識消失したため救急搬送となった.搬送後,補液にて一旦意識は回復するも右季肋部痛が持続していた.来院時の血液検査では明らかな貧血は認めなかったが,血小板減少,肝障害を認めた.腹部単純CTにて右葉後区域実質の濃度不均一と肝周囲,ダグラス窩の血性腹水を指摘されたた...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(診断)