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検索結果は5件です。

B型慢性肝炎に対する核酸アナログ製剤投与例の臨床的検討
才川 宗一郎(県立奈良病院・消化器内科)
【目的】B型慢性肝炎(CHB)に対する核酸アナログ(NA)製剤(ラミブジン(LAM),アデホビル(ADV),エンテカビル(ETV))は抗ウイルス効果が強く,広く臨床で使用されている.今回我々は,CHBでNA製剤を使用した症例の治療効果と臨床経過につき検討した.【方法】対象は2001年以降にNA製剤を開始し12ヶ月以上経過を観察しえた69例(年齢60.4±11.7歳,男性38例,女性31例,観察期間...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(B型肝炎)

B型慢性肝疾患患者での核酸アナログ製剤投与中止による肝炎再燃リスクの検討
吉田 雄一(岩手医大・消化器・肝臓内科)
【目的】B型慢性肝疾患に対する核酸アナログ製剤は再燃の恐れから長期間投与を要する.しかし投与中止後再燃なく経過する症例も存在し,HBs抗原(HBsAg)やHBコア関連抗原(HBcrAg)が治療中止の指標としてスコア化されている(肝臓2012;53:237-242).今回,当科でLamivudine(LAM)単剤,Adefovir(ADV)併用,Entecavir(ETV)単剤を投与したB型慢性肝疾...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(B型肝炎)

HBVキャリアにおける,自然経過によるHBs抗原陰性化症例の検討
橋本 直明(東京逓信病院・消化器科)
【目的】HBVキャリアの治療目標をHBs抗原の陰性化に置く考え方がある一方,わが国のHBVキャリアでは自然経過によるHBs抗原陰性化は少ないとされる.今回我々は,自然経過によるHBs抗原陰性化の自験症例について検討した.【対象・方法】過去8年間のHBVキャリア自験例81例中,自然経過でHBs抗原が陰性化した10例を対象とした(陰性化率1.5%/年).HBVマーカー,コア関連抗原(crAg),HBV...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(B型肝炎)

当院で診断された急性B型肝炎症例の検討
普久原 朝史(浦添総合病院・内科)
【目的】当院で診断された急性B型肝炎9例のGenotype A(A)およびGenotype A以外(non-A)の症例での臨床データを比較検討し若干の文献的考察も含めて報告する.【対象】2008年1月から2013年3月までに当院で診断された急性B型肝炎の9症例.【結果】年齢39.4歳(A:non-A 30.6:43.8),男女比8:1,Genotype A:3例,Bj:2例,C:3例,不明:1例,...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(B型肝炎)

B型慢性肝疾患に対するラミブジンからエンテカビルへの切り替え症例の長期成績の検討
西島 規浩(大阪赤十字病院・消化器内科)
【目的】核酸アナログナイーブのB型慢性肝疾患に対する核酸アナログ療法は,エンテカビル投与が第一選択となり,良好な抗ウイルス効果が得られている.一方で,過去にラミブジンにより治療導入され,エンテカビルに切り替えた症例も長期経過を迎えている.ラミブジンとエンテカビルは薬剤耐性変異プロファイルが共通しているため,その長期成績は懸念される.今回我々は,ラミブジンからエンテカビルへの切り替え例の長期成績を検...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(B型肝炎)