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検索結果は5件です。

潰瘍既往のない患者における低用量アスピリン潰瘍の実態
河村 直彦(愛知医大病院・消化器内科)
【背景】NSAIDならびに低用量アスピリン潰瘍の予防目的にPPIの投与が行われている.しかし,潰瘍既往のない患者の低用量アスピリン内服における消化性潰瘍の実態に関する報告はほとんどない.【目的】潰瘍既往のない低用量アスピリン内服患者における潰瘍のリスク因子ならびに予防因子につき後ろ向きに検討した. 【方法】2010年1月から12月の間に,当大学で上部内視鏡検査をうけた患者のうち,低用量アスピリンを...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(NSAIDs)

出血性胃・十二指腸潰瘍症例におけるNSAIDs服用者の臨床的特徴
岡信 秀治(中国労災病院・内科)
【目的】出血性胃・十二指腸潰瘍症例におけるNSAIDs服用者の臨床的特徴を明らかにする.【対象と方法】対象は当科にて上部消化管出血で緊急内視鏡検査を施行し胃・十二指腸潰瘍と診断した273例で,NSAIDs服用群72例,NSAIDs非服用群201例の2群間において患者背景,内視鏡所見などの臨床的特徴についてそれぞれ比較検討した.統計学的有意差検定にはχ2検定を用いた.【結果】NSAIDs服用群の平均...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(NSAIDs)

PPI保険適応前後における高齢者出血性NSAIDs潰瘍の臨床的特徴に関する検討
木村 茂(広島市立安佐市民病院・消化器内科)
【はじめに】NSAIDs消化性潰瘍の予防に対し,2010年7月末よりPPIが保険適応となった.特に,高齢者出血性消化性潰瘍では致死的となることもあり,予防は重要である.【目的】65歳以上の高齢者における出血性NSAIDs潰瘍のPPI保険適応前後における,臨床的特徴を明らかにする.【対象と方法】2003年1月から2012年11月までに上部消化管内視鏡検査を施行し,出血性消化性潰瘍と診断された75歳以...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(NSAIDs)

当院における上部消化管出血の現況とNSAIDsの及ぼす影響
河口 剛一郎(鳥取大・機能病態内科)
【目的】近年の高齢化に伴うNSAIDs投与や抗血栓療法の増加により,上部消化管出血の背景が変化している.今回,上部消化管出血にNSAIDsが及ぼす影響を検討した.【方法】対象は2003年から2011年に,上部消化管出血疑いにて内視鏡検査が施行され,静脈瘤以外の出血源を認めた450例.これらの疾患の内訳,止血処置率,患者背景,予後(内視鏡的止血不能や再出血を難治,30日以内在院死の予後不良)などにつ...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(NSAIDs)

胃粘膜におけるテロメア長の解析(慢性胃炎,NSAIDsとの関連)
田原 智満(藤田保健衛生大・消化管内科)
背景・目的:加齢によるテロメア短縮は多くの組織に認められ,そのメカニズムとして細胞回転,酸化ストレスなどが考えられている.胃粘膜におけるテロメア短縮の意義を明らかにするため,胃粘膜におけるテロメア長を検索し,胃炎の程度,消化性潰瘍,NSAIDsとの関連につき検討した.対象・方法:150例の非胃癌症例(うち48例がNSAIDs使用者)の内視鏡下胃粘膜生検材料を用いた.テロメア長はリアルタイムPCRよ...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(NSAIDs)