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検索結果は5件です。
- Barrett食道形成におけるNotchリガンドDll1の役割に関する検討
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玉川 祐司(島根大・2内科)
【目的】我々はこれまでにCdx2のみならず, Notchシグナル下流標的因子であるHes1, ATOH1の発現変化がBarrett食道形成に重要な役割を果たしていることを明らかとしてきた. 一方, Notchリガンド群(Delta-like 1; Dll1, Dll4, Jagged-1)がBarrett食道形成に果たす役割については未だ不明である. 今回, 我々はBarrett食道におけるNot...
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食道・咽頭(良性4)
- 逆流によるバレット食道と食道癌発生過程での微小環境の解明
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宮下 知治(金沢大附属病院・肝胆膵・移植外科)
【目的】我々はラットを用いた逆流による食道発癌モデルにて発癌の機序が組織学的にInflammation-Metaplasia-Adenocarcinoma sequenceによることを報告してきたが,この発癌過程での炎症反応のプロセスは未だ不明である.近年,炎症反応により骨髄から誘導されるM2型のmacrophage がTAM(tumor-associated macrophage)であることが認...
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食道・咽頭(良性4)
- 咽喉頭異常感患者の病態解明とその治療(第一報)
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宇野 光祐(慶應義塾大・耳鼻咽喉科)
【目的】咽喉頭異常感の原因は局所,全身,心理的要因と多岐にわたるため,患者を診断する際に難渋することが多い.従来は上気道の慢性炎症が原因の大半を占めるとされてきたが,最近ではその半数以上に胃食道逆流が関与する報告やアレルギー素因との関連も指摘されている.本検討では咽喉頭異常感患者に対し,胃食道逆流とアレルギー素因,さらに心理的因子の関連について検討し,その臨床学的特徴について考察する.【方法】平成...
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食道・咽頭(良性4)
- QOL質問紙票を用いた逆流性食道炎に対するランソプラゾール15mgの有用性の検討
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佐原 秀(浜松医大・1内科)
【目的】消化性潰瘍や逆流性食道炎(GERD)などの酸関連疾患の治療ガイドラインでは,プロトンポンプ阻害剤(PPI)による薬物療法が第一選択薬として推奨されている.高齢化社会が進む中で,長期間に渡るPPI療法が必要となる状況が増しているが,漫然とした薬物療法による医療費の増加が問題となっている.今回我々は,長期間にわたりPPI加療を行っているGERD症例やNSAIDs/LDA内服症例に対してランソプ...
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食道・咽頭(良性4)
- 好酸球性食道炎の3例
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関川 憲一郎(東京逓信病院・消化器科)
好酸球性食道炎(eosinophilic esophagitis:EE)は近年欧米にて報告例が増え注目されているが,本邦では比較的稀でありまだ十分認識されているとは言い難い.内視鏡異常所見をもとに複数個の食道粘膜生検を施行し,鏡検上高倍率視野で20個以上の好酸球浸潤を粘膜内に認めることで診断される.今回以下の3例を報告する.症例1は70歳女性.糖尿病にて他医に通院中,胸やけおよび食道のつまり感が生...
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食道・咽頭(良性4)
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