セッション |
検索結果は5件です。
- 当科におけるASH/NASH肝癌の外科的治療成績
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草野 智一(昭和大病院・消化器・一般外科)
目的)アルコール消費量の増加・生活習慣病の増加に伴う,アルコール脂肪性肝炎(alcoholic steatohepatitis; ASH)・非アルコール性脂肪性肝炎(Non-alcoholic steatohepatitis; NASH)に伴う肝細胞癌の割合が増加してきているが,病因・予後などの臨床像は不明な点が多い.かかる点において,当科におけるASH/NASH肝癌の肝切除例について,臨床病理学...
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原発性肝癌-外科切除
- 当院における非B非C型肝細胞癌手術症例の臨床的検討
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伊能 壮(東部地域病院・外科)
肝細胞癌のうち非B非C型肝細胞癌の占める割合は15%程度と報告されている.一方,当院で過去5年間に経験した肝細胞癌手術症例33例のうち,非B非C型肝細胞癌の手術症例は17例(52%)と多くを占めていた(男性14例,女性3例,手術時平均70.7歳).そこでこれらの症例を臨床病理学的に検討したので報告する.何らかの生活習慣病などの合併は15例(88%)にみられ,その内訳として肥満者7例(42%),糖尿...
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原発性肝癌-外科切除
- 当院におけるNBNC肝細胞癌切除症例の臨床的特徴
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米永 晃子(都立墨東病院・外科)
【目的】近年ウイルス性肝炎を背景としない(NBNC)肝細胞癌(HCC)が増加傾向にあり,注目されている.当院では以前よりNBNC肝癌の比率が多く,飲酒歴がある症例が多かった.今回我々は,NBNC肝細胞癌切除症例を検討することによって,その臨床的特徴を明らかにする.【方法】2001年から2012年の当院肝細胞癌初回切除148例中NBNCの54症例(36.4%)を検討した.性別,腫瘍径,病理,背景肝,...
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原発性肝癌-外科切除
- C型肝炎を背景とした肝細胞癌術後抗ウィルス治療の現状と効果
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脊山 泰治(都立墨東病院・外科)
【目的】C型肝炎は依然として肝細胞癌の最大の発癌リスクである.近年は治療の成績向上もあり,抗ウィルス治療も含めた肝細胞癌治療が行われるようになってきた.当院でも外科,消化器内科が連携して肝癌治療,抗ウィルス治療に取り組んでいる.今回我々は,当院におけるC型肝炎を背景とした肝細胞癌切除症例におけるウィルス治療の現状と効果を検討した.【方法】2005年から2012年までの8年間に,当院外科で切除したC...
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原発性肝癌-外科切除
- 肝細胞癌に対する肝切除前neoadjuvant chemotherapyの検討
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筒井 りな(公立八女総合病院・肝臓内科)
【目的】肝細胞癌に対する肝切除前のneoadjuvant chemotherapyは有効ではないとされている.しかし,高悪性度の肝細胞癌は,肝切除後早期に多発再発をきたすことがあり,予後が著しく不良となることが経験される.我々は高悪性度な肝細胞癌に対して,肝切除前肝動注化学療法を施行しており,その有用性を検討した.【対象】2003年6月から2012年6月までの期間,当院にて肝切除術を行った肝細胞癌...
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原発性肝癌-外科切除
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