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検索結果は5件です。

肝細胞癌に対するバルーン付マイクロカテーテルを用いたB-TACEの有用性
岡部 和利(くまもと森都総合病院・外科)
【目的】肝細胞癌(HCC)に対する肝動脈化学塞栓療法(TACE)におけるバルーン付マイクロカテーテルを用いたB-TACE(Balloon-occluded transarterial chemoembolization)の有用性を検討した.【方法】2013年1月よりB-TACEを導入し17例に施行した(B-TACE群).同一症例で以前従来の選択的TACEを施行した11例(TACE群)と術後検査値,...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-局所治療2

当院におけるマイクロバルーン閉鎖下肝動脈化学塞栓療法(B-TACE)の経験
滝澤 大地(伊勢崎市民病院・内科)
【目的】肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓療法(TACE)は,リピオドールの集積が良好なほど局所制御率は向上する.最近,化学塞栓剤としてミリプラチンが用いられているが,その粘稠性のため,癌結節に薬剤が十分到達する前に,支配動脈が閉塞してしまう症例を経験する.Irieらにより報告されたマイクロバルーン閉鎖下肝動脈化学塞栓療法(B-TACE)は,バルーン閉鎖により血管内圧が低下するため,血管抵抗の少ない癌...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-局所治療2

当院におけるバルーン閉塞下肝動脈化学塞栓療法(balloon occluded TACE:B-TACE)の現況
森田 慎一(国立がん研究センター中央病院・放射線診断科)
【目的】B-TACEは肝癌結節へのlipiodol集積が従来TACE(conventional TACE:C-TACE)よりも増強されると報告され,当院ではC-TACEでの病変制御困難例に対し施行している.B-TACEの有効性,安全性につき検討する.【方法】対象は2012年1~12月,当院にて肝動脈経由に治療を行った肝細胞癌症例278例中,B-TACE 21例,C-TACE 169例.全例でマイク...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-局所治療2

肝細胞癌に対する肝外側副血行路からのB-TACEの有用性
高安 賢太郎(駿河台日本大病院・消化器肝臓内科)
【目的】近年バルーン付きマイクロカテーテルの登場により肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓術においてバルーン閉塞下で施行するBalloon occluded in the trans arterial embolization(B-TACE)が施行されるようになりその有用性が報告されている.本手法の目的の一つにカテーテル先端部から中枢側への薬剤の逆流を防ぐことが挙げられる.したがって肝外副血行路からのT...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-局所治療2

肝動脈カテーテル療法における3Frシースシステムの有用性
伏谷 直(東京慈恵会医大第三病院・消化器・肝臓内科)
【背景・目的】肝細胞癌治療において肝動脈カテーテル療法は,第18回全国肝癌追跡調査での報告によると治療の45.7%に施行されている.しかしながら,肝動脈カテーテル療法を実施する上でのシースやカテーテルサイズの統一はなされていない.肝動脈カテーテル治療は繰り返し施行されることが多いため,手技成功におけるデバイスの選択の重要性や患者の苦痛を軽減させることも重要である.現在,本邦で使用されているシースシ...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-局所治療2