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検索結果は5件です。

肝細胞癌に対する肝動脈塞栓術を併用した定位放射線治療の有用性に関する検討
城野 智毅(公立八女総合病院・肝臓内科)
【目的】肝動脈塞栓術(TACE)術後の再発率は他の治療法に比して高いとされる.一方,定位放射線治療(SBRT)は多数の角度から高エネルギーX線を腫瘍に集中して照射する方法であり,良好な局所制御が得られることが報告されている.当院ではTACE後にリピオドールの集積が不良な症例において局所制御率を上げるためにSBRTの追加治療を行っている.今回我々は当院でTACE+SBRT併用療法を行った肝細胞癌症例...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-局所治療3

肝細胞癌に対するサイバーナイフ治療の経験
大久保 雄介(済生会横浜市東部病院・消化器内科)
【目的】肝細胞癌(HCC)に対する局所治療は手術,ラジオ波焼灼療法(RFA),経皮的肝動脈塞栓術(TACE)が中心となってきたが,より低侵襲で手術やRFAに匹敵する局所制御能を有する治療法が望まれてきた.
サイバーナイフは1994年にアメリカで開発された新しい定位放射線治療専用機で,病変部へのピンポイントな照射ができ,正常組織への被爆を最小限に抑えられる.2008年に体幹部癌への保険適応が認...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-局所治療3

肝癌に対するRFAにおけるBipolar needleの使用経験
友成 暁子(手稲渓仁会病院・消化器病センター)
【背景】ラジオ波焼灼療法(RFA)は肝癌(HCC)に対する局所療法として広く普及しており,従来,そのデバイスは単針並びに展開針ともに対極版を必要とするMonopolar systemであった.本年に入り新たに承認されたRFA systemであるBipolar針を用いてRFAを施行したので,その使用経験について報告する.
【対象】2013年2月にBipolar針を用いてRFAを施行した肝腫瘍(...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-局所治療3

VirtuTRAXを応用したラジオ波焼灼術
田中 弘教(兵庫医大・内科(肝・胆・膵科), 兵庫医大超音波センター)
【目的】2012年,ブラケットで固定することにより,すべてのラジオ波焼灼術(RFA)システムに対応する針ナビゲーションシステムVirtuTRAXが使用可能となった.このシステムは,任意の角度の穿刺ライン表示や,焼灼に伴うバブルにも影響受ない針先端位置表示などを可能とし画期的である.しかし,実際には針のたわみによる仮想表示針の位置ずれなどの問題もある.今回我々は,安全・効果的に使用するために考案した...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-局所治療3

4Dマイクロコンベックスプローブの使用経験
湧田 暁子(岡山市立市民病院・肝疾患センター)
【緒言】近年,腹部領域における超音波診断装置の進歩は目覚しく,造影超音波手法の進化,CTやMRIの画像データを用いた仮想超音波,各種手法によるelastographyなど腹部診療に多大な貢献をしている.また,3D画像の構築においても飛躍的に進歩を遂げ,リアルタイムに3D画像(4D)が得られるまでにいたっている.当院では2012年12月にTOSHIBA MEDHICAL SYSTEM社のAplioT...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-局所治療3