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検索結果は5件です。
- 門脈腫瘍塞栓を有する進行肝細胞癌に対する微粉末シスプラチン製剤(アイエーコール)動注化学療法の成績
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鳥巣 勇一(東京慈恵会医大・消化器・肝臓内科, 富士市立中央病院・内科)
【目的】当院における門脈腫瘍塞栓を有する進行肝細胞癌患者に対するアイエーコール肝動注化学療法(CDDP-TAI)の有効性を検討した.【方法】2007年11月から2012年5月にCDDP-TAIによる治療を開始した門脈腫瘍塞栓を有する肝細胞癌32例(男性24例,女性8例)を対象とした.平均年齢68.6歳,背景肝因子はHBV:4例,HCV:20例,NBNC:8例,Child-pugh分類はA:11例,...
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原発性肝癌-局所治療5
- 進行肝細胞癌に対する5FU/高濃度CDDP短期肝動注化学療法を基軸とした治療戦略
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矢田 豊(済生会前橋病院・消化器内科)
【目的】進行HCCの標準治療は,ソラフェニブ無効例の方策を含め未定で,集学的治療の標準化が望まれる.我々は進行HCCに対し,肝動注化学療法(HAIC)での薬剤感受性の早期見極めと長期入院によるQOL低下の改善およびDPC環境下での合理性を考慮し,5FU/高濃度CDDP短期肝動注化学療法(3daysFPL)を基軸とした化学療法を施行している.今回,進行HCCに対する3daysFPLを中心とした治療戦...
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原発性肝癌-局所治療5
- TACE不応進行肝癌の危険因子の検討
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相野 一(久留米大・消化器内科)
【緒言・目的】TACEは進行肝癌治療の中心的な役割を担うが,TACE抵抗性(不応・不能)を示す場合での標準的治療は確立していない.近年,SHARP trialの結果から,分子標的治療薬の有効性が示され,進行肝癌に対してTACE次ぐコンセンサスのある治療として認識された.これに伴いTACE不応・不能の定義が確立され,漫然とTACEを繰り返すのではなく,奏効の有無を早期に見極め,積極的な治療の切り替え...
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原発性肝癌-局所治療5
- TACE不応症例への治療戦略の検討
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和田 望(岡山大病院・消化器内科)
(緒言)現在我が国では中等度~進行肝細胞癌(HCC)に対し肝動脈塞栓化学療法(TACE)を中心とした治療を行っているが,JSHコンセンサスに基づくHCC治療アルゴリズムではTACE不応例・不能例に対して分子標的薬への移行が推奨されている.しかしTACE不応例の中にも繰り返しTACEを施行し病勢をある程度コントロール可能な症例や,逆にTACEを繰り返し施行することで肝予備能が低下し分子標的薬の使用が...
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原発性肝癌-局所治療5
- Intermediate stageにおけるTACE不応症例の治療戦略
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小笠原 定久(千葉大大学院・消化器・腎臓内科学)
【背景】「肝癌治療ガイドライン(第2版)」において「TACE不応の定義」が定められている.「TACE不応」と判定された腫瘍数1~3個で腫瘍径3cm超,または腫瘍数4個以上の肝細胞癌(以下intermediate stage)症例に対しては,分子標的治療薬導入が提唱されている.【目的】「TACE不応症例」におけるintermediate stageでのソラフェニブ導入の有効性を検証した.【方法】20...
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原発性肝癌-局所治療5
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