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検索結果は5件です。
- 肝細胞癌局所治療後のAFPの変化と予後の関係
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後藤 亨(大森赤十字病院・消化器内科)
【目的】AFPは局所治療の対象となるHCCに対しては,治療前の値と予後は関係しないという報告もなされ意義がやや薄れている.一方局所治療後意義については検討が少なく不明である.そこで局所治療後のAFPの変化と再発予後との関係を検討した.【方法】平成18年2月から25年2月まで局所治療(PEIT1例以外全てRFA)でdisease freeを目指したHCCのうち,AFPが20ng/ml以上であった65...
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原発性肝癌-診断2
- 肝細胞癌診断のためにはどの腫瘍マーカーの組み合わせが有効か?
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杉山 由晃(大垣市民病院・消化器内科)
【目的】高感度AFP-L3分画の測定が可能となり肝細胞癌(HCC)における診断能の向上が期待されている.今回我々は従来の腫瘍マーカーであるAFPとDCP(des-gamma-carboxy prothrombin)とのどの組み合わせが適しているかの検討を多変量解析を用いて行った.【方法】対象は1994年から2007年の間に経験し保存血清が得られかつ検査データおよび予後の情報が得られた806例(HC...
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原発性肝癌-診断2
- 肝癌診療における腫瘍マーカーの有効性における検討(AFP-L3を中心に)
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花岡 拓哉(松江赤十字病院・消化器内科)
【目的】AFP正常域でも測定が可能となった高感度AFP-L3測定の有用性は以前報告した.今回はAFP上昇例も含めて肝癌診療における臨床的有効性をAFP,DCPの結果と比較検討する.【方法】2010年1月から2012年3月までの間に当院で肝癌と各種画像診断(ダイナミックCT,EOB-MRI,(造影)超音波のいずれか1つ以上)で診断を受けた151例について上記腫瘍マーカーを測定し,診断能,予後因子につ...
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原発性肝癌-診断2
- 肝癌切除における新たなNX-PVKA-R測定の有用性
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和田 英雄(長崎大大学院・腫瘍外科学)
【目的】PIVKA-IIは鋭敏な肝癌診断のマーカーであるがVitamin Kが不足する病態で異常を示し,背景肝や高齢者合併症に伴う抗凝固剤服用頻度の増加に影響される事も少なくない.近年,開発されたNX-PVKAは肝細胞癌から産生されるPIVKA-IIをより鋭敏に反映するマーカーである.今回肝切除例におけるNX-PVKAの初期解析を行い臨床的治見を得たので報告する.【方法】肝切除22例において術前,...
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原発性肝癌-診断2
- 肝癌診断におけるPIVKA-II/ NX-PVKA ratioの腫瘍マーカーとしての意義―従来型PIVKA-IIと比較して―
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田中 貴大(徳島大・消化器内科)
【目的】PIVKA-IIは,AFPに比べて特異性の高い肝細胞癌(HCC)の腫瘍マーカーであるが,ビタミンK欠乏状態では偽陽性になるという問題点がある.近年,ビタミンK欠乏時に誘導されるPIVKA-II(NX-PVKA)を特異的に測定するキットが開発された.そこで今回我々は,HCC患者のPIVKA-II及びNX-PVKAを測定し,PIVKA-II/ NX-PVKA ratio (NX-PVKA-R)...
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原発性肝癌-診断2
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