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検索結果は5件です。

内視鏡的食道静脈瘤結紮術時における分岐鎖アミノ酸顆粒製剤投与の有用性
魚嶋 晴紀(湘南鎌倉総合病院・肝胆膵疾患治療センター)
[緒言]食道静脈瘤の内視鏡治療後に肝予備能が低下し腹水増悪等の有害事象が発生した症例の報告は少なくない.一方で分岐鎖アミノ酸製剤内服による肝予備能の改善が報告されている.われわれは非代償性肝硬変患者の食道静脈瘤に対し,内視鏡的食道静脈瘤結紮術を行い,その後の肝予備能の維持に対してリーバクト投与の有用性を検討した.[方法]2009年1月から2011年12月までに当院ならびに当院関連施設で食道静脈瘤に...

第55回日本消化器病学会大会肝不全・栄養療法3

RFA後の肝機能維持におけるBCAA製剤の有用性
正 宏樹(大分大・消化器内科)
【はじめに】RFAはHCCの治療として確立されており比較的安全に行える治療である.しかしRFAによる肝機能への影響は少なくなくRFA後にアルブミン(Alb)が低下することが多い.BCAA製剤は低Alb血症を有する症例に投与される.当科ではRFA翌日からBCAA製剤を内服させている.今回RFA後におけるBCAA製剤の有効性について検討した.【対象と方法】2012年2月からRFA施行時のクリニカルパス...

第55回日本消化器病学会大会肝不全・栄養療法3

BCAA顆粒は肝細胞癌患者のRFA治療後における肝機能改善だけでなく蛋白エネルギー代謝改善にも関わっている
斉藤 雅也(神戸大大学院・消化器内科学)
【目的】肝細胞癌に対するRFA治療は,肝切除術やTACEと比べて侵襲の少ない治療法の一つである.しかしながら,RFA施行後に肝機能悪化を招くケースが散見される.BCAA顆粒はRFA施行後の肝機能改善効果を有していることが近年報告されてきているが,RFA施行後の蛋白エネルギー代謝への関与については未だ知られていない.そこで私たちは,BCAA顆粒がRFA施行後の蛋白エネルギー代謝に関与しているかどうか...

第55回日本消化器病学会大会肝不全・栄養療法3

肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓療法(TACE)前後の分岐鎖アミノ酸製剤投与意義の検討
中野 聡(名古屋大・消化器内科)
【目的】肝硬変患者において分岐鎖アミノ酸(BCAA)製剤投与により血清Albの改善,肝硬変合併症の抑制効果,肝発癌抑制効果などの有用性が報告されている.しかし,肝細胞癌(HCC)治療患者におけるBCAA補充療法の効果はまだよく知られていない.今回我々はBCAA製剤服用により,肝動脈化学塞栓療法(TACE)後の肝予備能,生存率に与える影響を解析検討した.【方法】2003年2月から2009年12月まで...

第55回日本消化器病学会大会肝不全・栄養療法3

分子鎖アミノ酸製剤の肝細胞癌に対する肝動注化学療法奏効率への影響
平井 真吾(公立八女総合病院・肝臓内科)
【目的】分子鎖アミノ酸製剤の効果は,血清アルブミン濃度改善のほかさまざまな報告がなされている.近年,化学療法の奏効率を改善するとの報告もみられたため,当院において,肝細胞癌(HCC)に対する肝動注化学療法(HAIC)の奏効に分子鎖アミノ酸製剤が関与していたかをretrospectiveに検討した.【対象】2003年6月から2012年12月の期間,当院にてHAICを行った208例のHCC症例(Chi...

第55回日本消化器病学会大会肝不全・栄養療法3