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検索結果は5件です。

シャント脳症に対するIVRの有用性
佐藤 光明(山梨大・1内科)
【目的】近年内科的治療で難治性のシャント由来の肝性脳症に対してIVRが有効であるとの報告が散見される.肝内シャント由来の肝性脳症に対しIVRを行った報告は少ない.当科でシャント脳症に対しIVRを行った症例についてその有用性を検討する.【対象】2007年から2013年までに当科でIVRでシャント閉塞術を行ったシャント由来の肝性脳症の6例(男性4例,女性2例).平均年齢66.9歳,観察期間中央値26....

第55回日本消化器病学会大会肝循環・門脈圧亢進症3

バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術(BRTO)難治性肝性脳症,胃静脈瘤に対する経皮経肝的門脈側副血行路塞栓術の治療成績
石川 達(済生会新潟第二病院・消化器内科)
【目的】経皮経肝的門脈側副血行路塞栓術 (Percutanous transhepatic obliteration:PTO) は静脈瘤出血症例の緊急手段として広く行われていた.しかしPTO では供血路の塞栓後に新たな供血路が発達し,静脈瘤の再発,再出血が生じることが問題とされてきた.経皮経肝的静脈瘤硬化療法(Percutaneus transhepatic sclerotherapy: 以下PT...

第55回日本消化器病学会大会肝循環・門脈圧亢進症3

B-RTOによる肝予備能への影響
伊藤 潔(日本大・消化器肝臓内科)
【目的】バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO)が成功した症例では肝予備能が改善するという報告がある.今回B-RTO成功例の各種パラメーターを追跡し治療前後で比較検討した.【対象と方法】2008年5月から2012年9月までに施行したB-RTO は41例,その成功例のうち1年半追跡し得た30例について検討した.男性19例,女性11例で治療前のChild-Pugh分類はA24例,B6例.治療前...

第55回日本消化器病学会大会肝循環・門脈圧亢進症3

B-RTO(Balloon occluded Retrograde Transvenous Obliterarion)の消化管静脈瘤,肝性脳症への治療効果および肝機能への影響の検討
先田 信哉(横浜市立みなと赤十字病院・肝胆膵内科)
【目的】B-RTOは孤発性胃静脈瘤や異所性静脈瘤などの消化管静脈瘤やシャント脳症の治療に有効とされている.また有効肝血流の増加により肝機能の改善効果も報告されているがいまだcontroversialである.そこで当科で2009/8より2013/3までに施行したB-RTO13例のうち手技的に成功した11例をretrospectiveに検討し,静脈瘤や脳症への効果,施行前後での肝機能の変化についてal...

第55回日本消化器病学会大会肝循環・門脈圧亢進症3

バルーン下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO)・部分脾動脈塞栓術(PSE)同時併用療法
和栗 暢生(新潟市民病院・消化器内科)
【緒言】胃静脈瘤(GV)や肝性脳症(HE)に対するバルーン下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO)の有用性は確立しているが,我々は,B-RTOに伴う門脈圧上昇を緩和する目的で部分脾動脈塞栓術(PSE)を同時併用し,その有用性を報告してきた(JVIR 2012).今回は本同時併用療法の症例の蓄積により,その有効性・合併症・長期予後について検討した.【方法】対象は2005年からB-RTOが施行されたGV ...

第55回日本消化器病学会大会肝循環・門脈圧亢進症3