セッション |
検索結果は5件です。
- 診断群分類包括評価 (Diagnosis Procedure Combination; DPC)データベースからみた我が国における胃食道静脈瘤破裂の入院後死亡に関わる因子の検討
-
佐藤 雅哉(東京大・消化器内科)
【目的】静脈瘤破裂は肝硬変患者における主要な死因の一つである.静脈瘤破裂後の死亡率は治療の発達により低下していることが報告されているが,単施設からの報告がほとんどである.そこで我々は,全国規模データベース (Diagnosis Procedure Combination database; DPC)を用いて,日本における胃食道静脈瘤破裂に伴う入院死亡率とそれに関わる因子を検討した.【方法】 200...
第55回日本消化器病学会大会 >
肝循環・門脈圧亢進症4
- 肝硬変症に合併した静脈瘤出血後の抗生剤予防投与は短期予後を改善する
-
石橋 啓如(国保旭中央病院・消化器内科, 千葉大・消化器内科)
【目的】AASLDガイドラインは上部消化管出血を来した肝硬変患者全例への短期間の予防的抗生剤投与を推奨しているが(クラス1A),我が国のガイドラインでは抗生剤予防投与について明記されていない.我々は第40回日本救急医学会にて静脈瘤出血後救命率が近年向上している事を報告したが,2011年4月以降,抗生剤の予防投与を導入した事が一因と考えられた.今回,抗生剤予防投与が静脈瘤破裂を来たした肝硬変患者の短...
第55回日本消化器病学会大会 >
肝循環・門脈圧亢進症4
- 内視鏡的食道静脈瘤治療前後における門脈圧亢進症性胃症(PHG)の検討
-
細見 英里子(埼玉医大総合医療センター・消化器・肝臓内科)
【目的】門脈圧亢進症性胃症 (以下PHG)は門脈圧上昇により発生する胃粘膜のうっ血性病変である.食道静脈瘤に対する内視鏡的治療は,側副血行路が遮断されるためPHGを増悪させることが多いとされているが,変化しないとの報告もある.今回,食道静脈瘤の内視鏡的治療がPHGに及ぼす影響について検討した.【方法】対象は,2009年4月~2012年12月に食道静脈瘤治療目的で入院した124例のうち,内視鏡的治療...
第55回日本消化器病学会大会 >
肝循環・門脈圧亢進症4
- 肝硬変合併血友病患者における内視鏡的静脈瘤結紮術の安全性についての検討
-
石津 洋二(名古屋大・消化器内科)
【目的】食道静脈瘤に対する内視鏡的静脈瘤結紮術の有効性,安全性は確立しているが,先天性凝固障害である血友病患者に対する治療報告は少なく,安全性についても不明である.血友病患者では凝固因子の不足により創傷治癒遅延が生じるといわれている.今回我々は血友病患者に対する内視鏡的静脈瘤結紮術の安全性について検討を行った. 【方法】対象は当院にて2003年2月から2012年5月の間に食道静脈瘤に対して内...
第55回日本消化器病学会大会 >
肝循環・門脈圧亢進症4
- 食道静脈瘤に対する内視鏡的静脈瘤硬化療法の穿刺回数と血栓効果の関連
-
高橋 正憲(さいたま赤十字病院・消化器内科)
【目的】内視鏡的静脈瘤硬化療法(EIS)は食道静脈瘤(EV)に対する有効な治療法であるが,単回のEISでは治療不十分である症例が少なからず見受けられる.今回EISの穿刺回数と血栓効果の成績を明らかにし,背景因子との関連から,効率的なEISを目的と下EV治療戦略について考察した.【方法】EV合併肝硬変21例 (H24.4~H25.3,予防7,待機14)を対象とし,全例治療前に超音波内視鏡(EUS,細...
第55回日本消化器病学会大会 >
肝循環・門脈圧亢進症4
|