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検索結果は5件です。
- C型活動性肝硬変に対するIFN後SVRが得られた症例についての組織学的検討
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中野 弘康(大船中央病院・消化器肝臓病センター)
【目的】近年,肝硬変に対してIFN治療が積極的に行われ,ウイルスが駆除されることで肝機能のみならず線維化も改善される症例を経験する.ところが組織学的な治療評価に関しては,充分な検討が行われていない.我々はC型活動性肝硬変に対してIFN治療を導入しSVRを得た症例に対し,線維化の改善と発癌につき検討した.【方法】対象は,C型活動性肝硬変に対してIFN治療を導入してSVRが得られ,肝組織検査を行った2...
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肝硬変・肝線維化3
- ウィルス性肝炎患者の肝線維化に対する間接マーカーによる非侵襲的評価―肝細胞癌切除症例での検討―
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田中 肖吾(兵庫医大・外科(肝・胆・膵外科))
【はじめに】ウィルス性肝炎では,肝線維化を把握することが重要であり,肝生検がgold standardであるが,侵襲があり診断の不一致も少なくない.一方,日常の採血データから算出できる線維化マーカーとしてFIB4(年齢,AST,ALT,血小板数から算出),AAR(AST/ALT),APRI(AST,AST正常上限値,血小板数から算出), AP index(年齢と血小板数のスコアの合計)が知られてい...
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肝硬変・肝線維化3
- CONUTによる肝硬変の肝病態評価と進展予測
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中村 篤志(日本鋼管病院こうかんクリニック・消化器肝臓病センター, 都立広尾病院・消化器内科)
【目的】肝硬変栄養障害の特徴であるPEM (protein energy malnutrition )は予後の規定因子であり,予備能評価法のChild-Turcotte分類には栄養評価の項目が含まれている.さらに栄養状態と関連する腹水の出現は治療の障害となるため肝病態評価,進展予測は重要となる. CONUT (Controlling Nutritional Status)は2005年に提唱された簡...
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肝硬変・肝線維化3
- 肝硬度による慢性肝疾患の肝癌リスク評価
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辰巳 明久(山梨大・1内科)
【背景・目的】従来,肝線維化の診断による肝発癌リスク評価は肝生検にて行なわれてきたが,侵襲的でありスクリーニング検査としては行い難い.Transient Elastographyは肝線維化の程度を肝硬度(kPa)として非侵襲的に測定することができる.肝硬度測定が慢性肝疾患患者の肝癌リスク評価に有用であるかを検討するため,横断的に検討(1)肝癌担癌リスク評価,次に検討(2)肝発癌リスク評価を行った....
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肝硬変・肝線維化3
- ウイルス性慢性肝疾患の経過観察におけるVirtual Touch Tissue Quantificationの有用性
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是永 圭子(国立国際医療研究センター・肝炎・免疫研究センター)
【目的】ウイルス性慢性肝疾患の経過観察にVirtual Touch Tissue Quantification(VTTQ)が有用であるかを明らかにする為に以下の検討を行った.【方法】検討1: ウイルス性慢性肝疾患72例(HBV11例,HCV 61例,F0/F1/F2/F3/F4=3例/30例/13例/14例/12例)にVTTQ測定と採血を施行し,Velocity of shear wave (Vs...
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肝硬変・肝線維化3
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