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検索結果は5件です。

リウマチ専門医における“免疫抑制・化学療法により発症するB型肝炎対策ガイドライン”の遵守状況
四柳 宏(東京大大学院・生体防御感染症学)
【目的】B型肝炎再活性化対策のガイドラインを徹底するためには肝臓専門医以外の医師に対する啓発活動が大切である.今回リウマチ専門医に対するアンケート調査を行い,ガイドラインの認知状況を調査した.【方法】東京都内の基幹病院でリウマチ診療にあたっている専門医(内科20名,整形外科21名)にアンケートを実施した.ガイドラインの認知/活用状況,免疫抑制療法を行う際のスクリーニング,専門医との連携,再活性化時...

第55回日本消化器病学会大会B型肝炎-病態・診断3

慢性関節リウマチ症例のHBV再活性化ハイリスクグループの検討
荒川 泰雄(日本大・消化器肝臓内科)
【目的】慢性関節リウマチ(RA)の治療薬である副腎皮質ステロイド,メトトレキセート(MTX),生物学的製剤等の投与に伴うHBV再活性化が問題となっており,全症例のHBVスクリーニング検査とHBs-Ag陽性症例およびHBV-DNA陽性症例に対する核酸アナログ製剤の投与が本邦のガイドラインにも記載されている.当院当科,膠原病内科,整形外科および近隣の医療機関とで連携し,RA患者におけるHBV再活性化ハ...

第55回日本消化器病学会大会B型肝炎-病態・診断3

悪性リンパ腫における再活性化を防ぐための肝炎ウイルス感染の検討
栗田 聡(県立がんセンター新潟病院・内科)
【目的】悪性リンパ腫における治療ではB型肝炎ウイルスの再活性化に注意が必要なため 治療前後における肝炎ウイルス感染が問題である.
【方法】1996から2010 年における悪性リンパ腫症例を対象にB型・C型肝炎の感染率を検討した.
【成績】1996-98年の悪性リンパ腫におけるHCV(anti-HCV)陽性率は8%と高く,C型肝炎の肝外病変のひとつとして注目された.2001年からの分子...

第55回日本消化器病学会大会B型肝炎-病態・診断3

当科におけるde novo B型肝炎症例の臨床的検討
高木 秀安(札幌医大・1内科)
背景:Rituximabの登場以来,本邦において化学療法や免疫抑制療法後のHBV既往感染例からの再活性化(以下de novo B型肝炎)の発生が注目され,劇症化進展率および死亡率の高さから,その早期診断および早期治療介入のため2009年に厚労省研究班によりガイドラインが策定された.目的:これまで当科で発生したde novoB型肝炎症例の臨床背景および経過につき検討し,当科の現状について報告する.対...

第55回日本消化器病学会大会B型肝炎-病態・診断3

ゲノタイプB高浸淫地区における免疫抑制・化学療法を受けたHBV既往感染者のHBV再活性化の検討
西瀬 雄子(山形大・消化器内科)
【目的】血液疾患や悪性腫瘍,自己免疫性疾患など様々な疾患に対する免疫抑薬の普及により,HBV既往感染者からの再活性化のリスクが問題となっている.本研究では,HBV genotype Bが感染者で多数という特徴を有する当院におけるHBV再活性化の状況を把握し,背景および要因を検討した.
【対象と方法】2008年1月~2012年12月に免疫抑制剤・化学療法を受けた血液疾患,関節リウマチおよび皮膚...

第55回日本消化器病学会大会B型肝炎-病態・診断3