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検索結果は5件です。

血液悪性疾患におけるHBV再活性化の時期とリスク予測
詫間 義隆(倉敷中央病院・消化器内科)
【目的】当院で経験したde novo 肝炎は全例悪性リンパ腫(ML)と造血幹細胞移植(SCT)からの発症でHBV既感染血液悪性疾患の再活性化時期とhigh risk集団の拾い上げを試みた.【方法】(1)当院で加療したHBsAg陰性ML795例中231例(29%)とHBsAg陰性SCT170例中53例(31%) のHBV既感染者を対象とした.(2)再活性化非再活性化群の背景因子の比較と再活性化予測を...

第55回日本消化器病学会大会B型肝炎-病態・診断4

リツキシマブ投与例におけるHBV再活性化対策の現状
内田 靖(松江赤十字病院・消化器内科)
【目的】2009年に免疫抑制・化学療法により発症するB型肝炎対策ガイドラインが作成され,リツキシマブをはじめとする免疫抑制剤や抗癌剤を投与する際のHBVマーカー測定,HBVモニタリング,予防的核酸アナログ投与に関するアルゴリズムが提示されたが,現在でもde novo肝炎の報告が散見される.今回,当院におけるリツキシマブ投与例でのHBV関連マーカーの測定状況,モニタリングの実態,de novo肝炎の...

第55回日本消化器病学会大会B型肝炎-病態・診断4

造血器関連腫瘍および固形腫瘍治療時におけるB型肝炎対策ガイドラインの浸透度
平野 正明(新潟県立中央病院・内科)
【目的】2009年に「免疫抑制剤・化学療法により発症するB型肝炎対策ガイドライン」が提示された.このガイドラインでは造血器腫瘍だけでなく固形腫瘍に対する化学療法時にもHBV関連マーカーを測定し対応することが推奨されている.一方で他科の医師がこのガイドラインを認識し実際にHBV関連マーカーを測定しているとは必ずしも言えない.そこで今回当院の造血器関連腫瘍と固形腫瘍治療時のHBV関連マーカーの測定状況...

第55回日本消化器病学会大会B型肝炎-病態・診断4

免疫抑制療法を受けたHBVキャリアおよび既往感染者における再活性化の検討
仁科 惣治(川崎医大・肝胆膵内科)
【目的】近年様々な領域で多様な免疫抑制作用を有する薬剤が投与されているため,HBV既往感染者に対する再活性化リスクが注目されるようになった.そこで当院で免疫抑制・化学療法を受けた既往感染者およびHBVキャリアの再活性化について検討した.【対象と方法】2008年1月~2012年2月に免疫抑制・化学療法を受けた既往感染者138例の再活性化率ならびに再活性化関連因子等を検討した.また同時期に免疫抑制療法...

第55回日本消化器病学会大会B型肝炎-病態・診断4

HBsAg消失例の検討からみたHBV再活性化予防について
中村 昌人(千葉大大学院・消化器・腎臓内科学)
【目的】B型肝炎において, HBsAg消失は臨床的治癒に近い状態と考えられている. 一方で, HBsAg消失例においてもHBV DNAが検出される例が報告されている. 今回, 核酸アナログ(NAs)使用時及び非使用時(自然消失)におけるHBsAg消失例を比較検討した.さらに消失例におけるHBV DNA再陽性化の検討を行った.【方法】NAs初回投与B型肝炎患者275例中のHBsAg消失を検討した. ...

第55回日本消化器病学会大会B型肝炎-病態・診断4