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検索結果は5件です。

当院におけるC型慢性肝炎に対する3剤併用療法の初期治療効果と副作用の検討
末次 淳(岐阜大大学院・消化器病態学)
【目的】本邦で2011年11月より3剤併用療法が保険適応となり,Ib型高ウイルス量のC型慢性肝炎に対して,PegIFNa2b+Ribavirin(RBV)+telaprevir(TVR)の3剤併用療法が開始となった.治療効果の向上が報告されている一方,重篤な副作用を発現する報告がある.我々は,3剤併用療法における初期治療効果判定と副作用に関して,当院の症例21例について検討した.【方法】対象は20...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-治療10

3剤併用療法におけるテラプレビル1500mg投与の効果と副作用の検討
尹 聖哲(兵庫県立加古川医療センター・消化器内科)
【目的】テラプレビル(TVR)3剤併用療法は強力な抗ウィルス効果を示すが,貧血,腎障害,皮膚障害のため薬剤投与量の調節が重要とされている.今回TVR減量開始における治療効果と貧血・腎障害について検討した.【対象と方法】当科で3剤併用療法を導入し投与終了した25例をTVR2250mg開始の13例(2250群)と1500mg開始の12例(1500群)に分けて背景,HCV-RNA,Hb,eGFRの推移,...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-治療10

3剤併用療法におけるテラプレビル投与量の検討―初期治療効果と貧血重症度からの解析―
矢田 雅佳(麻生飯塚病院・肝臓内科)
【目的】C型慢性肝炎の治療はTelaprevir/Peg-Interferon/Ribavirin (TVR/PEG/RBV) 3剤併用療法の導入によりその成績が格段に向上してきた.しかしTVR常用量とされている 2,250 mg/日が日本人にとって適切な投与量であるか否かについては議論がある.今回,3剤併用療法開始4wまでのウイルス学的効果および貧血の重症度とTVR投与量の関係を解析し,適切なT...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-治療10

難治性高齢者C型慢性肝炎にいかに3剤併用療法を行うか?-SOCの治療成績との比較から-
石川 達(済生会新潟第二病院・消化器内科)
【目的】わが国のC型肝炎患者は高齢化しており,同時に高齢者発癌が増加している.標準的治療であるペグインターフェロン(PEG-IFN)とリバビリン併用療法においても減量,中止例が多く,Telaprevirによるプロテアーゼ阻害剤3剤併用療法でこの傾向はさらに顕著になると考えられる.しかし,一方で高齢者,特に高齢女性においては1型高ウイルス量に対するPEG-IFNとリバビリン併用量療法(SOC)の治療...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-治療10

C型慢性肝炎患者に対するDirect Anti-viral Agents(DAAs)第1世代および第2世代プロテアーゼ阻害剤による3剤併用療法におけるQOL評価の検討
野口 博人(済生会新潟第二病院・看護部)
【目的】Direct Anti-viral Agents (DAAs)である第1世代プロテアーゼ阻害剤Telaprevir(TVR)が使用可能となり, 難治性C型慢性肝炎に対する治療効果は飛躍的に向上した.その一方, 我々はこれまで3剤併用療法が2剤併用療法に比してSF-36によるQOL値全体が低下することを報告してきた.しかし,現在いくつかの第2世代のプロテアーゼ阻害剤が開発されている.今回,当...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-治療10