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検索結果は5件です。

検診大規模cohortにおけるNAFLDの長期予後に対する検討
山崎 大(手稲渓仁会病院・消化器病センター)
【目的】インスリン抵抗性の一表現型であるNAFLDの長期予後を検討した.【対象と方法】2000年以降に当院の検診施設を受診し,10年以上経過の追跡が可能であった8070例中,アルコールの関与(エタノール20g/日以上)が疑われる3937例とHBs抗原陽性の117例及びHCV抗体陽性の22例を除いた4004例を対象とした.観察開始時にUSで脂肪肝が指摘されているNAFLD群と,脂肪肝のない健常群に分...

第55回日本消化器病学会大会NAFLD・NASH2

糖尿病患者の消化器癌発症に関する9年間前向きコーホート研究
織部 淳哉(大分大・消化器内科)
【目的】本邦では糖尿病患者は増加傾向にあるが,糖尿病は合併症が多い疾患であり医学的に問題となっている.なかでも,最近糖尿病が悪性腫瘍合併の危険因子となりうることが報告され注目を集めている.これまで当科では,糖尿病患者と生活習慣病の関連を調べるために,糖尿病クリニック通院患者の長期観察を行ってきた.観察開始して約9年間が経過し,消化器系癌の発症とその危険因子について解析を行った.【方法】対象は200...

第55回日本消化器病学会大会NAFLD・NASH2

A Prospective Study of Long-term Outcomes in Female Patients with Nonalcoholic Steatohepatitis Using Age- and Body Mass Index-matched Cohorts
橋爪 洋明(群馬大附属病院・病態制御内科学)
【目的】NASHの予後に関する研究では年齢,性別,BMIを考慮して対照群と比較した報告は少ない.NASH女性患者における肝線維化の程度による長期予後について比較検討し,同様に背景を揃えたC型慢性肝炎症例との比較検討を行った(Acta Med Okayama, 2013:67;45-53).【方法】NASH女性患者から肝線維化の程度により線維化進行群(Advanced NASH)を20例と,年齢並び...

第55回日本消化器病学会大会NAFLD・NASH2

検診受診者の脂肪肝スクリーニングにおけるfatty liver index (FLI)の有用性
守屋 昭男(三豊総合病院・消化器科)
【目的】近年,非アルコール性脂肪肝炎およびその前駆段階としての脂肪肝の肝疾患に占める割合は増加しており,重要性が高まっている.腹部超音波検査は脂肪肝のスクリーニングとして有用ではあるものの,一般健診には組み込まれていないことも多い.今回われわれは,2006年にBedogniらによって提唱されたfatty liver index (FLI)の検診における有用性について検討した.【方法】対象は2007...

第55回日本消化器病学会大会NAFLD・NASH2

NAFLDと特定健診質問票の検討
大谷津 まり子(獨協医大・消化器内科, 獨協医大病院・健康管理科)
【背景・目的】非アルコール性脂肪肝疾患(nonalcoholic fatty liver disease: NAFLD)は非アルコール性脂肪性肝炎(nonalcoholic steatohepatitis:NASH),肝硬変,肝細胞癌発症への進展の可能性があり,その発症原因を検討することは重要である. 人間ドック受診者のNAFLDと生活習慣との関係について検討を行った.【対象・方法】2008年10...

第55回日本消化器病学会大会NAFLD・NASH2