セッション |
検索結果は5件です。
- 小切開EST+EPBD―高齢者胆管結石の内視鏡治療に伴う偶発症ゼロを目指して―
-
伊藤 智康(順天堂大学消化器内科)
【目的】高齢者胆管結石の内視鏡治療を安全に行うための小切開EST+EPBDの有用性を明らかにする.【方法】胆管結石に対して小切開EST+EPBDを行った79例(A群)と,EST(中切開)を行った139例(B群)を対象とした.EPBDは8mmのバルーンを使用した.12mm以上の大結石はlarge balloon EPBDとし,検討から除外した.pre-cut法や膵管ガイドワイヤ法,ランデブー法が必要...
第100回日本消化器病学会総会 >
総胆管結石の治療2
- 当院における高齢者に対する総胆管結石治療の現状
-
糸瀬 一陽(関西労災病院消化器内科)
【背景・目的】高齢化に伴い,後期高齢者や超高齢者に対して総胆管結石治療を行う機会が増加している.これらの症例では様々な合併症や抗血栓薬の内服など,治療の制約となる条件を持つものが多い.当院における高齢者総胆管結石症例の現状を分析し,年齢階級毎に比較検討した.【対象・方法】2010年5月から2013年8月までの期間に総胆管結石に対して治療を行った65歳以上の高齢者165例を対象とした.前期高齢者(6...
第100回日本消化器病学会総会 >
総胆管結石の治療2
- 当院における高齢者胆管結石患者に対する内視鏡的治療の検討
-
川野 道隆(山口大学大学院医学系研究科消化器病態内科学)
【目的】当院では総胆管結石患者に対して,原則的には内視鏡的截石術を施行している.しかし,高齢者では認知症や重篤な基礎疾患を有することが多く,これらの症例では治療時間の短縮や治療回数の軽減など,より侵襲の小さな治療が必要となる.そのような症例の一部に対して当院では姑息的な内視鏡的胆管ステント留置術を施行しており,その有用性や安全性について検討する.【対象】1995年4月から2013年8月までに当院で...
第100回日本消化器病学会総会 >
総胆管結石の治療2
- 当院における高齢者総胆管結石患者の治療成績とEPLBDの有用性について
-
川嶌 洋平(東海大学医学部付属病院消化器内科)
【背景】近年における高齢化社会の進行に伴い,高齢者における総胆管結石に対する内視鏡治療の機会は増える傾向にある.しかしながら,高齢者の総胆管結石は,巨大結石や積み上げ結石等の難治例,抗凝固薬の内服や多岐にわたる既往により治療が難渋することが度々見受けられる.一方,難治性総胆管結石に対するendoscopic papillary large balloon dilatation(EPLBD)が注目さ...
第100回日本消化器病学会総会 >
総胆管結石の治療2
- 長期留置されたERBD tubeが原因と考えられた総胆管結石を伴う胆管十二指腸瘻の1例
-
北薗 巌(第一東和会病院内視鏡外科センター)
症例は84歳,女性.約8年前に,他院で胆石症および総胆管結石症に対しERBD tubeが留置された.その後,患者の自己判断で再診されないまま,放置されていた.今回,背部痛を主訴に紹介医を受診され,胆石症および総胆管結石症の診断で当科紹介となった.CT上,胆嚢内結石と,総胆管内にはERBD tubeおよび結石を認めた.入院後の上部消化管内視鏡検査では,瘻孔部と思われる部位よりERBD tubeの先端...
第100回日本消化器病学会総会 >
総胆管結石の治療2
|