セッション

検索結果は5件です。

ESMO Group2進行切除不能大腸がんの治療成績
丸木 雄太(日本医科大学消化器内科学)
(背景)切除不能進行再発大腸がん治療はESMO Group分類により個別の治療法を選択することが検討され始めている.特に腫瘍量の多いGroup2に関しては早期からの腫瘍縮小を狙い分子標的薬の併用が推奨されているが,その詳細は不明である.そこで,今回我々はESMO Group2症例に対し,その治療成績を後ろ向きに解析し,今後の治療戦略に関して考察した.(方法)2008年12月から2013年10月まで...

第100回日本消化器病学会総会大腸癌 化学療法1

高齢の切除不能再発大腸癌患者に対するXELOX療法の安全性,有効性の検討
中田 悠紀(大阪厚生年金病院内科)
【目的】XELOX療法は,大腸癌の標準治療であるFOLFOX療法に対してNO16966試験などの第III相試験により,非劣勢が証明されている.またFOLFOX療法に比べCVポート造設の必要がなく非侵襲的であり,注入ポンプの管理やポート感染などがないことから高齢者の治療により適していると考える.そこで我々は70歳以上の高齢者のXELOX治療の安全性と有効性について検討を行った.【方法】2011年2月...

第100回日本消化器病学会総会大腸癌 化学療法1

高齢者の進行再発大腸癌に対する化学療法症例の検討
三口 真司(広島大学病院消化器・移植外科)
【背景】人口の高齢化が社会問題であり,高齢大腸癌患者に対する治療方針が課題となっている.【対象と方法】進行再発大腸癌179例(2007-2012年,広島大学病院)を対象とし,75歳以上の高齢患者(n=34)に対する化学療法施行例の特徴,治療方針について考察した.【結果】一般成人(n=145)の初期治療は緩和3例,転移巣切除32例,化学療法110例であったのに対して,高齢者(n=34)では緩和9例,...

第100回日本消化器病学会総会大腸癌 化学療法1

進行再発大腸癌化学療法例におけるbevacizumab併用によるbevacizumab関連有害事象発症リスク増加に関する検討
永田 仁(獨協医科大学第2外科)
【目的】bevacizumabの併用により進行再発大腸癌に対する化学療法は奏効率,奏効期間の改善とともに生存期間の延長が認められているが,出血,動静脈血栓塞栓症,消化管穿孔といったリスクが指摘されている.今回,大腸癌化学療法症例におけるbevacizumab関連といわれる出血,動静脈血栓塞栓症,消化管穿孔発症についてbevacizumab投与による発症リスクの増加を検討した.【方法】2006年12...

第100回日本消化器病学会総会大腸癌 化学療法1

KRAS野生型進行再発大腸癌に対する一次治療としてのSOX/mFOLFOX6+Cetuximab療法についての検討
藤田 幹夫(神戸市立医療センター中央市民病院腫瘍内科)
【はじめに】進行再発大腸癌の化学療法は,分子標的系薬剤の導入と共に,進化を遂げてきている.2013年米国臨床腫瘍学会で報告されたKRAS野生型切除不能進行大腸癌の一次治療においてFOLFIRI+B-mab/C-mabを直接比較した第3相FIRE-3試験で無増悪再発期間(PFS)では有意差は認めなかったが,全生存期間(OS)でC-mab群が有意に延長効果を示した.また,mFOLFOX6+B-mab/...

第100回日本消化器病学会総会大腸癌 化学療法1