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検索結果は5件です。

当院にて過去3年半の間に経験した急性膵炎69例の検討
村井 一裕(大阪厚生年金病院内科)
【目的】2009年7月に急性膵炎診療ガイドライン改訂第3版が発行され,臨床現場での急性膵炎の診療にもさらなる向上が求められている.今回,当院にて,過去3年の間に経験した急性膵炎症例について検討し,その特徴や課題について報告する.【方法】当院にて2010年1月~2013年9月の間に急性膵炎の診断にて入院加療を行った69症例(ERCP後膵炎は除く)を対象として検討を行った.【結果】69症例の年齢は16...

第100回日本消化器病学会総会急性膵炎

重症急性膵炎に対する局所膵動注療法についての後向き多施設観察研究
堀部 昌靖(東京都立多摩総合医療センター消化器内科)
背景:重症急性膵炎(Severe acute pancreatitis;SAP)は,抗菌薬の予防投与,蛋白分解酵素阻害薬,局所膵動注療法(continuous regional arterial infusion;CRAI),non-renalな血液浄化療法など,有効性が議論されている治療が多く存在する.CRAIは,Takedaらにより壊死性膵炎に対する有効性が報告されて以降,SAPの予後改善に有...

第100回日本消化器病学会総会急性膵炎

DIC合併重症急性膵炎におけるThrombomodulin α(rTM)の臨床
江口 考明(大阪府済生会中津消化器内科)
【目的】重症急性膵炎(SAP)は致死率8%の重篤疾患で,特にDIC合併SAPはより致死率が高い報告がある.膵炎発症機序にトロンビン活性に伴う凝固異常とcytokine産生があり,凝固異常と炎症のcross talkがDICとcytokine stormをおこしSAPの重症化に深く関与している.rTMはSAPに合併するDICへの有効性に関する報告はなく,当院でのDIC合併SAPにおけるrTMの臨床効...

第100回日本消化器病学会総会急性膵炎

Doripenemによる重症急性膵炎に対する2経路膵局所動注療法の有用性
山宮 知(昭和大学消化器内科)
【目的】当施設の重症急性膵炎(SAP)に対するdoripenem(DRPM)による2経路膵局所動注療法(CRAI)の有用性を検討する.【方法】2002年11月から2013年6月まで当施設で診療した厚労省SAP 242例のうち,カルバペネム系抗菌薬とnafamostat mesilate(NM)による2経路(腹腔および上腸間膜動脈)CRAIを施行した54例を対象とした.DRPM投与35例とDRPM非...

第100回日本消化器病学会総会急性膵炎

当科におけるERCP後膵炎(PEP)発症予防に対するジクロフェナク坐薬使用の報告
千手 倫夫(産業医科大学第3内科学)
【目的】ERCP後膵炎(PEP)の予防としては,急性膵炎の診療ガイドライン2010年度版においてもNSAIDsが有用な可能性がある(推奨度C)とされてきた.近年,NSAIDs坐剤によるPEPの予防効果に関する大規模な臨床試験結果が報告され,本邦でも,その有用性が指摘されつつある.そこで,当科では若干例の試験的導入の後に,2012年10月からほぼ全例においてジクロフェナク坐薬のERCP検査前投与を開...

第100回日本消化器病学会総会急性膵炎