セッション

検索結果は5件です。

当院における肝細胞癌に対するインターフェロン併用5FU動注化学療法
白根 尚文(静岡県立総合病院消化器内科)
【目的】当院では高度進行肝細胞癌(HCC)の治療成績の向上を目的として2002年よりインターフェロン併用5FU動注療法を導入している.従来施行していたlow dose FP療法との比較を含め,その治療成績の検討を行った.【方法】2002年より2014年までに当院でリザーバーシステムを留置し,動注治療をおこなったHCC 81症例を対象とした.そのうちインターフェロン併用5FU動注療法63症例であった...

第100回日本消化器病学会総会肝癌(TACE,動注)

高度進行肝細胞癌に対する白金製剤を用いた肝動注化学療法
今井 幸紀(埼玉医科大学消化器内科・肝臓内科)
【目的】高度進行肝細胞癌の治療は肝動注化学療法と分子標的薬が中心である.白金製剤を用いて肝動注化学療法を実施したstageIV症例の経過を解析することで,これらにおけるカテーテル治療(IVR)の意義を検討した.【方法】対象は2010年1月から2013年7月に初回IVRを施行したstage IVの肝細胞癌55例(男:女=49:6,43~83歳).Child-Pugh Aが26例,Bが27例,Cが2例...

第100回日本消化器病学会総会肝癌(TACE,動注)

肝動脈塞栓材DC Beadに対するエピルビシン含浸に関する検討
福島 泰斗(虎の門病院肝臓センター)
【目的】進行肝細胞癌に対する標準療法としてDEB-TACEが欧米で一般的行われ,製材としてDC Bead(Biocompatibles UK Ltd:BUK.)が用いられている.本材はマイクロスフィアの構造にスルフォニル基が存在するため陽性荷電した薬剤とイオン結合する特徴を持ち,肝細胞癌ではドキソルビシンを含浸した製材が用いられている.しかし,エピルビシンの含浸に関しては充分な検討がなされていない...

第100回日本消化器病学会総会肝癌(TACE,動注)

plain cone-beam CTによる肝動脈塞栓術の定量的治療効果予測
南 康範(近畿大学医学部消化器内科)
【背景】肝動脈塞栓術(TACE)後に撮像されるplain cone-beam CTでは注入したLipiodolの分布を確認できることから治療終了の目安として用いられている.しかし,肝細胞癌(HCC)内に集積したLipiodolは治療後にwash-outされる場合が少なくない.【目的】TACE直後に撮像したplain cone-beam CTにおいて,各腫瘍のボクセル値とTACE1~3ヵ月後に行った...

第100回日本消化器病学会総会肝癌(TACE,動注)

肝細胞癌に対するシスプラチン動注療法を併用したTACEによる肝内異所性再発の抑制
川部 直人(藤田保健衛生大学肝胆膵内科)
【目的】肝細胞癌(HCC)は同時性・異時性の多中心性発癌や肝内転移の頻度が高く,経カテーテル的動脈化学塞栓療法(TACE)では肝内異所性再発から長期的な治療効果が得られないことも多い.本研究ではシスプラチン(CDDP;アイエーコール)動注療法を併用したTACEについて肝内異所性再発までの期間とそれに影響を及ぼす因子,生存期間(OS)について検討した.【方法】当科でTACEを施行した症例のうち,CD...

第100回日本消化器病学会総会肝癌(TACE,動注)