セッション

検索結果は5件です。

GERD診療における新しい質問票GERD-TESTの有用性―改定F-スケールとの比較検討
一志 公夫(一志胃腸科クリニック)
GERDは日常診療においてしばしば遭遇する疾患であり,その診療において症状の重さ,生活への影響や薬剤治療効果の評価は重要である.GERD診療に汎用されている改訂F-スケールでは,従来の12項目にFD-EPS症状2項目を加え,FD診療にも対応できるようになったが,生活への影響や包括的な治療効果をみる項目は含まれていない.GERD-TESTはGERD研究会Study委員会が策定した新しい質問票であり,...

第100回日本消化器病学会総会胃機能2

機能性ディスペプシア患者及び糖尿病患者における13C酢酸負荷呼気試験を用いた胃排出遅延の合併率の検討
正岡 建洋(慶應義塾大学医学部内科学(消化器))
【目的】器質的病変を伴わないにも関わらず胃・十二指腸領域由来と考えられる上腹部の痛みや不快感等の症状を呈する機能性ディスペプシア(Functional dyspepsia:FD)の一部の症例において,胃運動能障害の関与が考えられているが,本邦ではFDにおける胃排出遅延の合併率についての検討はまだ無い.また,胃排出遅延を呈する胃不全麻痺(gastroparesis)の原因として糖尿病(DM)が最も多...

第100回日本消化器病学会総会胃機能2

食事形態が胃排出と吸収能に及ぼす影響の検討
中田 浩二(東京慈恵会医科大学外科)
液状栄養剤に添加物を加えて半固形状にすることで,胃食道逆流の発生や食後の血糖値上昇の軽減などが期待されている.摂取する食品の形態は胃排出や吸収能に影響を及ぼすと考えられるが,両者を同時に検討した報告はほとんどみられない.【目的】液状栄養剤を半固形状にすることによる胃排出および吸収能への影響を検討した.【方法】健常人被験者8名に13C-酢酸呼気試験法胃排出能検査を異なる試験食を用いて2回施行した.す...

第100回日本消化器病学会総会胃機能2

胃ESD後の胃排出能の変化に関する検討
渡辺 晃(福島県立医科大学医学部消化器・リウマチ膠原病内科学講座)
【目的】ESDの普及により,広範囲の早期胃癌でも,低侵襲で切除をすることが可能となった.しかし,術後に腹部膨満感を訴える患者や,内視鏡検査で胃内に食残がみられる症患者を経験する.C13呼気試験法を用いることより,胃ESD後の胃排出能の変化と影響因子を検討した.【方法】2010年10月から2013年1月までに,胃ESDを施行した80歳未満の患者54例(男性34例,女性20例,平均年齢68.9歳)を対...

第100回日本消化器病学会総会胃機能2

脳梗塞患者の胃機能―胃電図による検討―
杵川 文彦(さぬき市民病院内科)
【目的】神経疾患においては自律神経障害に起因する胃機能障害を合併すると推測されるが,客観的に検討した報告は少ない.今回は脳梗塞患者において胃電図を記録し,重症例と軽症例に分けて比較検討したので報告する.【方法】対象は脳梗塞患者39例(男21例,女18例,60~95歳).症例を脳幹梗塞(A群,16例,男11例,女5例,64~91歳)と脳幹以外の梗塞(B群,23例,男10例,女13例,60~94歳))...

第100回日本消化器病学会総会胃機能2