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検索結果は5件です。
- 切除可能膵癌に対する術前補助治療:化学療法か?化学放射線療法か?
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里井 壯平(関西医科大学外科学講座)
【目的】切除可能膵癌患者における,S-1併用術前化学放射線療法(NACRT)とGEM+S-1術前化学療法(NAC)後切除術の有効性および安全性を比較すること.【方法】切除企図膵癌162名の内,JPS T3/4患者で,治療前組織診断ならびに同意が得られた81名(NACRT n=43,NAC n=38)に術前治療を企図した.NACRT後切除35名とNAC後切除27名の背景因子や治療成績を比較検討した....
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膵癌1
- 術前化学放射線療法のレジメン別の治療成績―GEM-CRTとGEM/S1-CRTとの比較
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岸和田 昌之(三重大学肝胆膵・移植外科)
【目的】当科では進行膵癌に対して化学放射線療法(CRT)後,手術を施行し治療成績の改善を認めている.また米国NCCN膵癌ガイドラインでは動脈系,門脈系への腫瘍浸潤の程度によりresectable(R),borderline resectable(BR),unresectable(UR)に分類し,治療指針を定義している.前期(2005.2-2011.9)はgemcitabine(GEM),後期(20...
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膵癌1
- Borderline resectable膵癌における術前治療の意義
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廣野 誠子(和歌山県立医科大学第2外科)
【目的】今回われわれはBorderline resectable膵癌症例に対し,R0を目指した術前(放射線併用)化学療法の安全性と有用性を検討する.【方法】2000~2012年に切除したBorderline resectable膵癌132例(≦180度のSMA周囲神経叢浸潤:88例,CHA神経叢浸潤:56例,腹腔動脈神経叢浸潤:47例,門脈浸潤の有無は問わない)のうち,2010~2011年には術前...
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膵癌1
- 局所進行膵癌に対するS-1+強度変調放射線治療(IMRT)の治療成績と臨床的意義
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渡邊 弘之(福井県済生会病院内科)
【目的】2013年3月までの5年間で,当院の新規膵癌患者は159名である.切除不能進行膵癌におけるJEST試験でS-1のGEMに対する非劣性が証明され,JASPAC01で膵癌術後化学療法としてS-1がGEMより長期生存に寄与すると報告された.S-1成分のギメラルシルに放射線増感作用がみられるが,GEMは放射線感受性による血液毒性で,CRT時に減量する場合が多い.一方,IMRTは3次元的に腫瘍のみに...
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膵癌1
- 当院におけるcStageIVa膵癌に対する非手術治療の成績
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小野 道洋(札幌医科大学腫瘍・血液内科学講座)
【背景】膵癌の根治治療は外科切除のみであるが,発見時に根治切除が可能な症例は2割と少ない.根治切除が困難と判断された症例に対しては,全身化学療法を中心とした非手術治療が行われるが,十分な予後が得られているとは言えない.当院では,初回治療として手術が適応とならないcStageIVa膵癌症例に対して,時期や臨床試験により異なる治療戦略を行ってきた. 【目的】当院におけるcStageIVa膵癌患者...
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