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検索結果は5件です。

膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)の経過観察におけるFUJIFILM社EG530-URの有用性
牛尾 純(自治医科大学附属病院消化器肝臓内科)
【はじめに】IPMNの経過観察においてEUSの重要性は年々高まっているが,上部消化管内視鏡検(EGD)よりは苦痛が大きく,苦痛を理由に来院しなくなるケースも少なくない.当院ではFUJIFILM社製のラジアル走査型EUS(EG530-UR)をIPMNの経過観察に活用している.EG530-URは11.4mmと細径で操作性もよく,通常のラジアル走査での超音波観察に加えて,直視鏡での消化管観察を行えるとい...

第100回日本消化器病学会総会膵 EUS 1

当院における膵癌早期発見のための膵精密超音波検査実績
末吉 弘尚(大阪府立成人病センター肝胆膵内科)
膵癌は5年生存率が10%以下と難治癌である.膵癌早期診断の為に,如何にして高危険群を同定し,経過観察すべきかを検討するために当院では1998年より超音波検査を主体とした定期検査を施行してきた.その結果,主膵管拡張(2.5mm以上)や膵嚢胞(5mm以上)が存在する患者が,一般人口に比べ約27.5倍,膵癌発症リスクが高いことを明らかにした(Tanaka.S et al. Radiology, 2010...

第100回日本消化器病学会総会膵 EUS 1

EUS-FNAの正診率向上を目指して 造影EUS-FNAの有用性
竹山 友章(豊橋市民病院消化器内科)
【背景】EUS-FNAは2010年に本邦で保険収載され,組織学的診断法として広く普及している.より適切な治療のためにさらなる診断能向上が求められている.【目的】当科におけるEUS-FNAの正診率に関与する因子を明らかにし,造影EUS-FNA(CEEUS-FNA)の有用性を評価すること.【方法】2011年4月から2013年8月までに当科で施行したEUS-FNA 99例について,対象疾患,腫瘤径が正診...

第100回日本消化器病学会総会膵 EUS 1

膵腫瘤に対するEUS-FNAの検討―Echo Tip? ProCore vs. Ultra
北村 勝哉(昭和大学消化器内科)
【目的】EUS-FNAの正診率向上には,穿刺針の選択,穿刺手技,検体処理法などが関与する.当施設における膵腫瘤に対するEUS-FNAの成績を検討する.【方法】当施設でのEUS-FNAは,2012年6月以前は,Echo Tip? Ultra(COOK medical社製)による吸引陰圧法を施行していたが,同年6月より,Echo Tip? ProCore(C...

第100回日本消化器病学会総会膵 EUS 1

膵IPMNの嚢胞内充実成分に対する造影超音波内視鏡検査の有用性
廣瀬 崇(豊橋市民病院消化器内科)
【背景】膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)国際ガイドライン2012が改定され,嚢胞に伴う造影される充実部分の有無がhigh risk stigmata(HS)の項目として明記された.【目的】当科における膵IPMNの臨床的特徴と予後との関連を明らかとし,さらに嚢胞に伴う充実部分に対する造影超音波内視鏡検査(CE-EUS)の有用性を検討すること.【対象と方法】2012年3月から2013年9月までに,当科...

第100回日本消化器病学会総会膵 EUS 1