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検索結果は5件です。

C型慢性肝疾患における高血圧患者の臨床的特徴に関する検討
田中 克弥(市立吹田市民病院内科)
(目的)C型肝炎ウイルス感染者では糖尿病の合併頻度が高く,一方,糖尿病は肝発癌危険因子である.我々は,C型慢性肝疾患で肝硬変,肝細胞癌に関与する生活習慣病は糖尿病以外に高血圧が有意な寄与因子であることを報告した(肝臓学会総会2013年)が,高血圧と肝発癌との関係についての検討は多くない.そこで,今回,C型慢性肝疾患の高血圧患者における生化学検査などの患者背景を非高血圧患者と比較検討した.(対象)対...

第100回日本消化器病学会総会C型肝炎1

C型慢性肝疾患患者における血清testosterone値に相関する因子の解析
樋本 尚志(香川大学総合診療科)
【目的】男性のC型慢性肝疾患(CLD-C)患者における血清testosterone値は肝線維化と相関するとの報告がある.今回,CLD-C患者における血清testosterone値と相関する因子の解析を行った.【方法】対象はCLD-C患者52例(男性29例:57.9+8.2歳,女性23例:60.8+8.1歳)で,血清testosterone値と相関する因子として,肝線維化,肝脂肪化,インスリン抵抗性...

第100回日本消化器病学会総会C型肝炎1

C型慢性肝炎に対するPeg-IFN+Ribavirin+Telaprevir 3剤併用療法の治療成績―前治療歴,IL-28B,薬剤服薬率の面から―
杉原 潤一(岐阜県総合医療センター消化器内科)
【目的】C型慢性肝炎に対するPeg-IFN+Ribavirin+Telaprevir(TVR)併用療法の治療成績を,前治療歴,IL-28Bおよび年齢,性,TVR開始量別にみた服薬率の面から検討した.【対象と方法】3剤併用療法が導入された47例(年齢62.4歳,男性25例,女性22例,初回治療15例,前治療再燃28例,前治療無効4例)を対象とし,ウイルス陰性化時期やSVR24率を,前治療歴,IL-2...

第100回日本消化器病学会総会C型肝炎1

C型慢性肝炎に対するテラプレビル併用3剤療法における皮膚障害と高尿酸血症治療薬との関連について
佐藤 秀一(島根大学医学部附属病院消化器肝臓内科)
【背景】C型慢性肝炎に対するテラプレビル(TPV)併用3剤療法は高いSVRを有する半面,副作用が従来の治療に比べて高率でそのグレードも高いことが報告されている.その中でもTPV併用で注意喚起されているのが高度貧血,高尿酸血症,腎機能障害,皮膚障害である.高尿酸血症に用いられるアロプリノール(以下ALLOP)は,従来より単独投与でも皮膚障害が多いことが知られている.そこで今回我々は,高尿酸血症治療薬...

第100回日本消化器病学会総会C型肝炎1

TVR/peg-IFN/RBV併用療法におけるTVR至適投与量の検討
松浦 敬憲(兵庫県立加古川医療センター)
【目的】TVRを含む三剤併用療法は,1b高ウイルス量症例において高いSVR率が報告されている.一方で重篤な副作用も報告され,中でもTVRによる腎障害については,薬剤中止の原因となるだけでなくRBV誘起性の貧血を助長することもあり,TVRの至適投与量についての検討が必要と考えられる.【方法】当院において三剤併用療法を施行した27例(男性15例,女性12例)を対象に,TVRの開始時比体重投与量について...

第100回日本消化器病学会総会C型肝炎1