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検索結果は5件です。
- カプセル内視鏡を用いた小腸運動評価の可能性
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石原 眞悟(群馬大学医学部附属病院消化器内科, 独立法人国立病院機構沼田病院消化器内科)
【目的】近年,カプセル内視鏡(CE)の普及に伴い,従来の目的である器質的疾患の検索だけでなく,運動機能評価に関する試みが報告されている.しかし,CEでは腸管の収縮運動が可視できるにも関わらず,検討されているのは小腸通過時間のみである.小腸運動には分節運動と蠕動運動があることが知られており,CEはこれらの収縮運動により肛門側へと運搬されていると思われる.今回我々はCEデータを用いて,より詳細な小腸運...
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SB,CE,その他
- 小腸アニサキス症8例の臨床的検討
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叶多 寿史(池上総合病院外科)
【目的】小腸アニサキス症は,しばしば激烈な症状を呈し,急性腹症と診断され緊急手術に至ることもある疾患である.一方で,多くの症例は保存的に改善を認め,手術適応となることは稀であることから,適切な治療方針選択の為に,この疾患の臨床的特徴を知ることが重要である.今回我々の施設で診断された小腸アニサキス症例に関して臨床的検討を行い,その特徴につき考察した.【対象】2009年7月から2013年9月までに当院...
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SB,CE,その他
- NSAIDs起因性小腸粘膜障害における緊急小腸内視鏡の有用性
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李 兆亮(宝塚市立病院消化器内科)
【背景と目的】低用量アスピリン(LDA;low dose aspirin)を含めた広義のNSAIDsは,循環器領域や整形外科領域など様々な疾患に広く投与されている.今後VCEやBEなどの小腸内視鏡検査による診断,治療は益々重要性を増していくと考えられる.緊急小腸内視鏡の有用性について検討した.【対象と方法】当センターにて,2010年4月から2013年2月までにOGIBと考えられた193例中,NSA...
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SB,CE,その他
- 原発性小腸癌の診断・治療におけるダブルバルーン内視鏡の有用性―多施設共同研究―
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平尾 元宏(大阪労災病院・消化器内科)
【目的】原発性小腸癌は比較的稀な疾患であり,従来はその解剖学的特徴より診断に苦慮することが多かった.シングル/ダブルバルーン内視鏡(DBE)などバルーン内視鏡の登場により,存在診断のみならず質的診断が可能な小腸腫瘍性病変が増加し,その実態も明らかになりつつある.我々は,原発性小腸癌の診断・治療におけるDBEの有用性について検討した.【方法】対象は,大阪大学とその関連病院から構成されたOsaka G...
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SB,CE,その他
- 小腸虚血再灌流傷害におけるBTB and CNC homolog1(Bach1)を介したinflammasomeの制御
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堀居 雄介(京都府立医科大学消化器内科学)
【背景】小腸虚血再灌流傷害は酸化ストレスによる炎症と白血球の動員を特徴としている.これまで,HO-1を転写調整するBach1が酸化ストレスや炎症性サイトカインによる障害の制御に関わっていることを報告してきた.また,NLRP3inflammasomeはIL-1βの分泌にかかわることで,炎症応答において中心的な役割を果たすタンパク質複合体として報告されている.しかし,小腸虚血再灌流傷害におけるinfl...
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SB,CE,その他
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