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検索結果は5件です。

活動性潰瘍性大腸炎に対する外来タクロリムス投与の安全性および血中濃度推移に関する前向き多施設共同研究
長沼 誠(慶應義塾大学内視鏡センター)
【目的】タクロリムス(Tac)は難治性潰瘍性大腸炎の治療法として有用であるが,治療初期に頻回に血中濃度の測定を要するため,本来入院を要しない症例についても投与量調節のため入院を要する場合がある.外来Tac投与は投与量や採血のタイミング,Tac容量調節などについて一定の見解はない.本研究は外来投与のための独自のプロトコールを作成し安全性,血中トラフ濃度推移,有効性について検討を行った.【方法】Tac...

第100回日本消化器病学会総会UC(潰瘍性大腸炎)4

難治性潰瘍性大腸炎に対するタクロリムスによる中長期経過,寛解維持効果について
伊藤 亜由美(東京女子医科大学病院)
【目的】難治性潰瘍性大腸炎(UC)の寛解導入としてタクロリムス(TAC)の効果は認められている.しかしTACによる寛解導入後の中長期経過(寛解導入後の再燃日数),また寛解維持効果については十分に検討されていない.今回我々はTACによる寛解導入後の中長期経過,寛解維持効果について検討した.【対象】2009年4月~2013年9月までにTACにて寛解導入された25例を対象とした.25症例(男性13例 女...

第100回日本消化器病学会総会UC(潰瘍性大腸炎)4

難治性潰瘍性大腸炎に対するタクロリムス3ヶ月投与1ヶ月休薬による間欠投与法
岡 政志(埼玉医科大学病院消化器内科・肝臓内科)
【目的】副腎皮質ステロイドに依存性ないし抵抗例の潰瘍性大腸炎の症例では,タクロリムスが有力な治療の一つとして用いられている.しかし,タクロリムスの投与期間は原則として3ヶ月までで,長期投与に関する保険の扱いは都道府県によって異なるのが現状である.そこで,長期投与が必要な症例を対象として,保険適応上の問題を解消するために,「3ヶ月投与・1ヶ月休薬」を繰り返すという治療法を考案し,その有用性を検討した...

第100回日本消化器病学会総会UC(潰瘍性大腸炎)4

インフリキシマブ抵抗,難治性潰瘍性大腸炎におけるタクロリムスの有効性
岩下 裕明(東邦大学医療センター佐倉病院内科)
【目的】タクロリムスはカルシニューリン阻害薬であり,その経口薬は難治性潰瘍性大腸炎の治療薬として本邦では保険承認されている.一方,インフリキシマブも難治性潰瘍性大腸炎に対する使用が認められており,ステロイド治療抵抗例もしくは依存例において有効性が示されている.タクロリムスとインフリキシマブのどちらを用いたらよいか明確な基準はなく,安全性の観点からインフリキシマブが選択されることが多いのが現状である...

第100回日本消化器病学会総会UC(潰瘍性大腸炎)4

難治性潰瘍性大腸炎に対するチオプリン製剤の粘膜治癒および長期寛解維持効果の検討
山田 聡(京都大学消化器内科)
【目的】難治性潰瘍性大腸炎(UC)に対する寛解維持療法として,アザチオプリン,6-メルカプトプリンなどのチオプリン製剤や生物学的製剤が用いられている.しかし,本邦におけるチオプリン製剤による粘膜治癒および長期寛解維持効果について検討された報告は少ない.今回我々は,難治性UCに対するチオプリン製剤の粘膜治癒および長期解維持効果について検討を行った.【方法】対象は1998年12月から2013年8月まで...

第100回日本消化器病学会総会UC(潰瘍性大腸炎)4